塩気とボリュームが〆にうってつけな一皿です。つまみにもなる味わいなので、飲み会の途中でも、延長時でも活躍してくれます。祖母も母も料理研究家というきじまりゅうたさんの家には、いつも美味しいご飯を食べる人で溢れていたといいます。そんなきじまさんがつくる、パワー溢れる"無国籍居酒屋"風料理をご紹介!年末年始の宴につくってみませんか?
からすみ風そばの〆ご飯。ゲストが満足したかつい心配してしまうというきじまさんが即興でつくるアイデアそばです。お腹いっぱいでも食べてしまう魅惑の味。たらこのコクと塩気が、飲んだ後にちょうどよい塩梅。飲みの延長戦時にはつまみにもなります。
そば | 200g(乾麺) |
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たらこ | 1腹 |
A | |
・ 塩 | 少々 |
・ 油 | 大さじ1(香りのないもの) |
たらこを耐熱皿に入れてラップをかけ、600Wの電子レンジで2~3分加熱し焼きたらこ状にする。
そばを表示どおりにゆでて水で締め、水気をきってAで和える。
器に盛り、チーズおろしなどでほぐした焼きたらこを全体にかける。
祖母は村上昭子、母は杵島直美。多彩な家庭料理を肌で学びながら育つ。アパレルメーカー勤務を経て料理の道に。同世代のリアルな目線でつくるアイデアメニューが持ち味。趣味はサーフィンと音楽鑑賞。『お昼ごはんのめんレシピ!』など著書多数。
文:椙下晴子 写真:田村昌裕
この記事は四季dancyu「冬のキッチン」に掲載したものです。