魅惑の“せいろ”料理
発酵の旨味が味わいを深くする"スペアリブの豆豉蒸し"

発酵の旨味が味わいを深くする"スペアリブの豆豉蒸し"

豆豉(トウチ)とは大豆や黒豆を発酵させた調味料で、深い旨味と特徴的な香りが魅力です。豚肉との相性が抜群なので、ぜひ試してみてください。せいろを使ったほかほか蒸し料理を料理研究家の大庭英子さんに教わります。

“スペアリブの豆豉蒸し”のつくり方

ぐうの音も出ない、完璧なおいしさ。スペアリブにしっかり下味をなじませるのがポイントです。あとは蒸すだけ。手間いらずだからおもてなしの一品に加えておくと便利です。

材料材料 (2人分)

豚肉400g(短めに切ったもの)(スペアリブ)
★ 下味用
豆豉大さじ1と1/2
大さじ1
醤油大さじ1と1/2
にんにく1片分(薄切り)
生姜小1片分(せん切り)
赤唐辛子1本分(小口切り)
胡麻油大さじ2/3
長ねぎ20cm

1下ごしらえ

豆豉は粗いみじん切りにする。長ねぎは長さ3cmに切り、斜めに(2カ所ほど)浅く切り込みを入れる。

2下味をつける

ボウルに豆豉などの下味用の材料を入れてスペアリブを加え、手でもみ込み、途中数回上下を返しながら、30分~1時間おいて下味をつける。

3蒸す

せいろに入る、底の抜けないケーキ型や金属製のボウルに②を漬け汁ごと入れる。せいろに入れて中火で20~30分蒸し、ねぎをのせてさらに7~8分蒸し、器に盛る。

蒸す
金属製のケーキ型やボウルは熱伝導がいいので、火の通りにくい素材を蒸すのにおすすめです。
完成

教える人

大庭英子 料理研究家

大庭英子 料理研究家

身近な食材を使い、特別な調味料を使うことなくつくるシンプルな料理は、圧倒的においしいと定評がある。和洋中を問わず、多くのカテゴリーのメニューを提案。その斬新なアイデアには目をみはるものがある。

文:中村裕子 写真:原ヒデトシ

※この記事は四季dancyu「秋の台所。」に掲載したものです。

四季dancyu「秋の台所。」
四季dancyu「秋の台所。」
A4変型判(120頁)
ISBN:9784833478144
2019年09月13日発売/1,100円(税込)
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中村 裕子

中村 裕子 (編集者)

沖縄県・石垣島在住。島ではカレー屋のおばちゃん(石垣島「中村屋」オーナー)、東京では料理本の編集者。二足の草鞋を履くこと、早8年。料理名を聞いたら誰もが味を思い浮かべられるような、定番の料理に魅力を感じ、「基本の料理」のページをつくり続けている。手がけた本やページのヘビーユーザーでもあり、友人とのホームパーティメニューには事欠かない。美味しくビールを飲むために、朝夕のウオーキング(犬の散歩)に力を入れている。