魅惑の“せいろ”料理
短時間でつくる絶品鶏スープ!"鶏手羽と大根のスープ蒸し"

短時間でつくる絶品鶏スープ!"鶏手羽と大根のスープ蒸し"

骨から染み出した旨味が体に染みるスープです。トッピングの香菜がすっと爽やかに香ります。せいろを使ったほかほか蒸し料理を料理研究家の大庭英子さんに教わります。

“鶏手羽と大根のスープ蒸し”のつくり方

じんわりと濃厚な旨味を引き出すために、鶏肉は骨つきでつくります。少なめの水分で蒸すのがポイント。

材料材料 (2人分)

鶏手羽中6本
大根200g
1カップ
大さじ2
小さじ2/3
胡椒少々
生姜小1片分(せん切り)
香菜適量

1下ごしらえ

大根は皮をむいて縦半分に切り、厚さ5~6mmの半月切りにする。香菜は幅1cmに切る。

2手羽をカットする

鶏手羽中は縦半分に切る。

3蒸す

せいろに入る器に香菜以外の材料をすべて入れ、途中アクを取りながら、中火で20~30分蒸し、仕上げに香菜を散らす。

完成

教える人

大庭英子 料理研究家

大庭英子 料理研究家

身近な食材を使い、特別な調味料を使うことなくつくるシンプルな料理は、圧倒的においしいと定評がある。和洋中を問わず、多くのカテゴリーのメニューを提案。その斬新なアイデアには目をみはるものがある。

文:中村裕子 写真:原ヒデトシ

※この記事は四季dancyu「秋の台所。」に掲載したものです。

四季dancyu「秋の台所。」
四季dancyu「秋の台所。」
A4変型判(120頁)
ISBN:9784833478144
2019年09月13日発売/1,100円(税込)
中村 裕子

中村 裕子 (編集者)

沖縄県・石垣島在住。島ではカレー屋のおばちゃん(石垣島「中村屋」オーナー)、東京では料理本の編集者。二足の草鞋を履くこと、早8年。料理名を聞いたら誰もが味を思い浮かべられるような、定番の料理に魅力を感じ、「基本の料理」のページをつくり続けている。手がけた本やページのヘビーユーザーでもあり、友人とのホームパーティメニューには事欠かない。美味しくビールを飲むために、朝夕のウオーキング(犬の散歩)に力を入れている。