収穫の秋をまるごと食卓に!
酸味が美味しい"冬瓜とぶどうの洋風胡麻和え"

酸味が美味しい"冬瓜とぶどうの洋風胡麻和え"

思いがけない組み合わせが新鮮な、秋の和え物です。ぶどうの甘味とビネガーの酸味がよく合います。実りの秋です!旬の食材の風味を大切にした、季節の料理を料理研究家の植松良枝さんに習いました。

“冬瓜とぶどうの洋風胡麻和え”のつくり方

ぶどうの香りに合わせて、胡麻酢は赤ワインビネガーでつくります。ない場合は、お手持ちの酢で代用してください。ぶどうは皮ごと食べられる品種を選ぶことがポイントです。

材料材料 (4人分)

冬瓜正味約100g
ぶどう適量(皮ごと食べられる品種)
セロリ小1本(約60~70g)
小さじ1/2
★ 胡麻酢つくりやすい分量(混ぜ合わせる)
・ 白すり胡麻1/4カップ(大さじ3強)
・ きび砂糖大さじ1/2
・ 醤油大さじ1
・ 赤ワインビネガー大さじ1と1/2

1ぶどうの下ごしらえ

ぶどうは縦半分に切る。冬瓜は種を取り、皮をピーラーで薄くむいて厚さ3~4mmの薄切りにする。セロリは厚さ2mmの薄切りにする。

2野菜の下ごしらえ

冬瓜とセロリをボウルに入れ、塩もみして水気をしっかりと絞る。

3和える

ボウルに2とぶどうを加え、胡麻酢適量で和える。

完成

教える人

植松良枝 料理研究家

植松良枝 料理研究家

季節の移ろいを愛してやまない料理研究家。人気の料理教室「日々の飯」主宰。料理だけではなく毎日の生活にも季節の彩りを添え、暦や月の満ち欠けも生活の節目として大切に考える。1歳半を迎える子供の離乳食にも季節を映すことを忘れず、家族で季節ごとの喜びを分かち合っている。

このレシピは四季dancyu「秋の台所。」に掲載されたものです。

四季dancyu「秋の台所。」
四季dancyu「秋の台所。」
A4変型 判( 120 頁)
2019年09月13日発売 / 1,100円(税込)

文:中村裕子 撮影:野口健志

中村 裕子

中村 裕子 (編集者)

沖縄県・石垣島在住。島ではカレー屋のおばちゃん(石垣島「中村屋」オーナー)、東京では料理本の編集者。二足の草鞋を履くこと、早8年。料理名を聞いたら誰もが味を思い浮かべられるような、定番の料理に魅力を感じ、「基本の料理」のページをつくり続けている。手がけた本やページのヘビーユーザーでもあり、友人とのホームパーティメニューには事欠かない。美味しくビールを飲むために、朝夕のウオーキング(犬の散歩)に力を入れている。