思いがけない組み合わせが新鮮な、秋の和え物です。ぶどうの甘味とビネガーの酸味がよく合います。実りの秋です!旬の食材の風味を大切にした、季節の料理を料理研究家の植松良枝さんに習いました。
ぶどうの香りに合わせて、胡麻酢は赤ワインビネガーでつくります。ない場合は、お手持ちの酢で代用してください。ぶどうは皮ごと食べられる品種を選ぶことがポイントです。
冬瓜 | 正味約100g |
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ぶどう | 適量(皮ごと食べられる品種) |
セロリ | 小1本(約60~70g) |
塩 | 小さじ1/2 |
★ 胡麻酢 | つくりやすい分量(混ぜ合わせる) |
・ 白すり胡麻 | 1/4カップ(大さじ3強) |
・ きび砂糖 | 大さじ1/2 |
・ 醤油 | 大さじ1 |
・ 赤ワインビネガー | 大さじ1と1/2 |
ぶどうは縦半分に切る。冬瓜は種を取り、皮をピーラーで薄くむいて厚さ3~4mmの薄切りにする。セロリは厚さ2mmの薄切りにする。
冬瓜とセロリをボウルに入れ、塩もみして水気をしっかりと絞る。
ボウルに2とぶどうを加え、胡麻酢適量で和える。
季節の移ろいを愛してやまない料理研究家。人気の料理教室「日々の飯」主宰。料理だけではなく毎日の生活にも季節の彩りを添え、暦や月の満ち欠けも生活の節目として大切に考える。1歳半を迎える子供の離乳食にも季節を映すことを忘れず、家族で季節ごとの喜びを分かち合っている。
このレシピは四季dancyu「秋の台所。」に掲載されたものです。
文:中村裕子 撮影:野口健志