収穫の秋をまるごと食卓に!
優しい甘さの"栗粉白玉餅"

優しい甘さの"栗粉白玉餅"

夏のひんやりスイーツから、秋のほっこりスイーツにシフトチェンジ。季節限定の栗を使ったスイーツをご紹介しましょう。四季折々のスイーツを楽しめる幸せをかみしめてください!旬の食材の風味を大切にした、季節の料理を料理研究家の植松良枝さんに習いました。

“栗粉白玉餅”のつくり方

栗粉といっても、粉状にはせずに、粗くつぶしてそぼろ状にしてつくります。栗の出始めのときから何回でもつくりたくなってしまう、一押しの和スイーツです。白玉は少しやわらかめにつくると、栗粉とよくなじんでおいしく食べられます。栗粉は冷凍保存ができるので、つくりおきしておくのもおすすめです。

材料材料 (約10人分)

★ 栗粉
・ ゆで栗約500g(*)
・ 砂糖約30~40g(きび砂糖、和三盆など)
・ 塩ひとつまみ
★ 白玉だんご
・ 白玉粉120g
・ きび砂糖20g
・ 水160ml前後
和三盆適宜(あれば)

*栗を洗い、とがったほうに十字に長さ2cmの切り込みを入れる。圧力鍋に入れてひたひたの水を入れ、蓋をして強火にかけ、シュッシュッとしてきて圧力が加わったら弱火にして10分加熱する。蓋に水をかけて急冷させ、蓋をあけて取り出し、粗熱を取る。

1栗粉をつくる

ゆで栗がまだ温かいうちに中身をくりぬいてバットに入れ、マッシャーまたはフォークなどでそぼろ状になるまでつぶし、ボウルに移して砂糖、塩を加え、しっかりと混ぜ合わせる。

2白玉だんごをつくる

ボウルに白玉粉と砂糖を入れ、水を少しずつ加えながらよく練って混ぜ合わせる(ふだんの白玉だんごの生地よりもやわらかめの生地にするとよい)。30等分して丸める。

3ゆでる

鍋にたっぷりの湯を沸かし、2の中央を指先で押しつぶして平らにしながら入れてゆでる。だんごが浮いてきてからさらに3分ほどゆでる。

4仕上げる

器に栗粉をうっすらと敷き、水気をきったゆでたてのだんごを盛りつけ、栗粉をたっぷりとかけ、あれば和三盆をふる。

完成

教える人

植松良枝 料理研究家

植松良枝 料理研究家

季節の移ろいを愛してやまない料理研究家。人気の料理教室「日々の飯」主宰。料理だけではなく毎日の生活にも季節の彩りを添え、暦や月の満ち欠けも生活の節目として大切に考える。1歳半を迎える子供の離乳食にも季節を映すことを忘れず、家族で季節ごとの喜びを分かち合っている。

このレシピは四季dancyu「秋の台所。」に掲載されたものです。

四季dancyu「秋の台所。」
四季dancyu「秋の台所。」
A4変型 判( 120 頁)
2019年09月13日発売 / 1,100円(税込)
この本を購入する

文:中村裕子 撮影:野口健志

中村 裕子

中村 裕子 (編集者)

沖縄県・石垣島在住。島ではカレー屋のおばちゃん(石垣島「中村屋」オーナー)、東京では料理本の編集者。二足の草鞋を履くこと、早8年。料理名を聞いたら誰もが味を思い浮かべられるような、定番の料理に魅力を感じ、「基本の料理」のページをつくり続けている。手がけた本やページのヘビーユーザーでもあり、友人とのホームパーティメニューには事欠かない。美味しくビールを飲むために、朝夕のウオーキング(犬の散歩)に力を入れている。