収穫の秋をまるごと食卓に!
ほんのり甘やかな"柿と春菊の洋風白和え"

ほんのり甘やかな"柿と春菊の洋風白和え"

レモン風味の爽やかな白和えです。秋の果物の代表格である甘い柿と葉がやわらかくて香りのいい秋の春菊でつくりました。実りの秋です!旬の食材の風味を大切にした、季節の料理を料理研究家の植松良枝さんに習いました。

“柿と春菊の洋風白和え”のつくり方

白和えの和え衣にはオリーブオイルを加えてコクを出し、はちみつを加えて味を深めます。胡麻の風味はフルーツによく合うので、ぜひ試してみて下さい。

材料材料 (4人分)

1/2個
春菊1/2束
少々(春菊をゆでる用)
★ 豆腐胡麻レモンクリームつくりやすい分量
・ 木綿豆腐1/2丁(150g)
・ レモン汁大さじ1
・ 白練り胡麻大さじ1
・ オリーブオイル大さじ1
・ はちみつ小さじ1
・ 塩小さじ1/3
オリーブオイル適量

1柿の下ごしらえ

柿は皮をむき、縦半分に切ってから幅5mmの薄切りにする。

2春菊の下ごしらえ

塩を加えた熱湯に春菊を茎のほうから入れ、20~30秒、かためにゆでる。ザルにとって粗熱を取り、長さ3cmに切って水気を絞り、ほぐしておく。

3和え衣をつくる

フードプロセッサーに豆腐胡麻レモンクリームの材料を入れてなめらかになるまで撹拌する。

4和える

1と2をボウルに入れ、豆腐胡麻レモンクリームを適量加えながらざっくりと和えて器に盛り、オリーブオイルをかければ完成。

完成

教える人

植松良枝 料理研究家

植松良枝 料理研究家

季節の移ろいを愛してやまない料理研究家。人気の料理教室「日々の飯」主宰。料理だけではなく毎日の生活にも季節の彩りを添え、暦や月の満ち欠けも生活の節目として大切に考える。1歳半を迎える子供の離乳食にも季節を映すことを忘れず、家族で季節ごとの喜びを分かち合っている。

このレシピは四季dancyu「秋の台所。」に掲載されたものです。

四季dancyu「秋の台所。」
四季dancyu「秋の台所。」
A4変型 判( 120 頁)
2019年09月13日発売 / 1,100円(税込)

文:中村裕子 撮影:野口健志

中村 裕子

中村 裕子 (編集者)

沖縄県・石垣島在住。島ではカレー屋のおばちゃん(石垣島「中村屋」オーナー)、東京では料理本の編集者。二足の草鞋を履くこと、早8年。料理名を聞いたら誰もが味を思い浮かべられるような、定番の料理に魅力を感じ、「基本の料理」のページをつくり続けている。手がけた本やページのヘビーユーザーでもあり、友人とのホームパーティメニューには事欠かない。美味しくビールを飲むために、朝夕のウオーキング(犬の散歩)に力を入れている。