レモンとナムプラーで味つけした酢飯をベースに、にんにくオイルで炒めた海老やとうもろこしに、香菜、アボカドなどを取り合わせた、アジアンテイストのお寿司です。夏の暑い日でもつい箸が伸びてしまう、華やかでおいしいお寿司をご紹介します。
酢の代わりにレモンで酸味をつけた酢飯は、すっきりとしたフレ ッシュ感があって夏向きのお寿司です。香菜の量は好みで加減してください。
★ 酢飯 | |
---|---|
・ ご飯 | 2合分(炊きたて) |
・ レモン汁 | 大さじ3 |
・ ナムプラー | 大さじ2 |
海老 | 中12尾(無頭、殻つき) |
とうもろこし | 2本 |
アボカド | 1/2個 |
にんにく | 2片 |
植物油 | 大さじ1 |
酒 | 大さじ1 |
塩 | 小さじ1/3 |
粗挽き黒胡椒 | 少々 |
香菜 | 1~2株分(ざく切り) |
ボウルに炊たてのご飯を入れ、レモン汁とナムプラーを合わせてから回し入れ、さっくりと混ぜ合わせて冷ます。
海老は尾を取って殻をむき、背に切り込みを入れて背ワタを取る。とうもろこしは皮をむいて包丁で実をそぐ。アボカドは皮と種を除いて1.5cm角に切る。
にんにくを薄切りにし、植物油とともにフライパンに入れて弱火にかけ、にんにくが薄いきつね色になったら取り出す。
3のフライパンにとうもろこしを入れて中火で2分ほど炒め、海老を加えて強めの中火にして2分ほど炒める。酒、塩、胡椒をふって汁気がなくなるまでさらに炒める。
器に1を盛り、4をのせ、アボカド、3のにんにくを散らし、香菜をのせる。
料理研究家のアシスタントを経て独立し、雑誌やテレビ等で活躍中。身近な食材を使った再現性の高いレシピに定評がある。旅行好きで韓国、台湾など旅先で出合った味をアレンジしたレシピも得意。『遅夜スープ』『漬けておくだけで、おいしい一品 漬けものレシピ』など著書多数。
文:松原京子、撮影:木村 拓、長野陽一(プロフィール写真)