いわしの脂と梅干しの酸味は相性抜群です。じゅわっとジューシーな旨味はご飯にもお酒にも合います。料理好きでも、毎日つくっていれば、レパートリーが尽きてしまうこともあります。特に味付けは同じようにならないようにしたいけど、あまり複雑なのは面倒……。そんなお悩みを料理研究家の重信初江先生が解決!シンプルかつおいしい定番おかずをご紹介します。
いわしもはさみでカットして、包丁まな板いらず。魚を手軽に食べたいときにぴったりの一品です。
いわし | 4尾 |
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梅干し | 2個 |
水 | 1カップ(200ml) |
醤油 | 大さじ1と1/2 |
みりん | 大さじ1と1/2 |
いわしははさみで頭を落とし、そのままはさみで3等分にして、ワタを出す。軽く水洗いして水気を拭いておく。
小さめのフライパンまたは鍋にAを煮立て、梅干しを入れる。1のいわしを並べ、中火で焦げないように注意しながら、落とし蓋をして7~8分ほど煮る。
調理師専門学校の助手、料理研究家のアシスタントを経て、独立。おなじみの家庭料理から、旅行先で覚えた海外の味まで手がける実力派で、再現性の高い確かなレシピが人気。雑誌、テレビ、イベントなどで幅広く活躍中。著者に『Tsukemono cook book 漬けものレシピ』『Sushi cook book すしレシピ 』(ともに朝日新聞出版)、『おうちで深夜食堂』(共著/小学館)など多数。
文:椙下晴子 写真:鈴木泰介
※この記事の内容はプレジデントムック四季dancyu「夏の台所。」に掲載したものです。