中華鍋でつくるダイナミック料理
ピーマンの食感と肉のジューシーさが際立つ"チンジャオロース"

ピーマンの食感と肉のジューシーさが際立つ"チンジャオロース"

もはや日本の家庭の味ともいえる“チンジャオロース”。炒め料理の代表格にも思えますが、実はおいしく仕上げるコツは「炒めすぎない」ことなんです。中華鍋は炒める、揚げるはお手のもの、加えて燻(いぶ)すもできる万能調理器具!そんな中華鍋だからつくれるダイナミックな料理を、料理研究家の大庭英子さんに習いました。

“チンジャオロース”のつくり方

2色のピーマンでつくると華やかなごちそうに。
ピーマン、牛肉とも炒めすぎないことがポイントです。
ピーマンのシャキッ、肉のジュワッ。二つのおいしさを堪能してください。

材料材料 (2人分)

牛赤身肉150g(焼き肉用)
牛肉用の片栗粉大さじ1
ピーマン5個
赤ピーマン1個
長ねぎ10cm
にんにく1片
赤唐辛子1本
サラダ油大さじ2
★ 調味料
・ 酒大さじ1
・ オイスターソース大さじ1と1/2
・ 醤油大さじ1
・ 胡椒少々

1下ごしらえ

ピーマン、赤ピーマンは縦半分に切ってへたと種を取り、幅5~6mmの斜め切りにする。ねぎは縦半分に切ってから幅5mmの斜め切りにする。にんにくは縦半分に切る。赤唐辛子は斜め半分に切って種を取る。牛肉は幅5mmに切ってボウルに入れる。

2ピーマンを炒める

中華鍋にサラダ油大さじ1を熱してピーマン、赤ピーマンを入れ、強火で少ししんなりするまで炒めて取り出す。

ピーマンを炒める
ピーマンの食感を残すために強火で手早くピーマンを炒め、いったん取り出しておきます。

3にんにく、唐辛子を加える

続けてサラダ油大さじ1、にんにくを入れて弱火で香りよく熱して、赤唐辛子を入れる。

4牛肉を炒める

牛肉に片栗粉をまぶして入れ、中火でほぐすようにして炒め、肉の色が変わったら調味料を順に加えて混ぜる。

牛肉を炒める
肉は炒めすぎないように気をつけ、全体に色が変わるまで炒めます。

5ピーマンを戻す

ピーマンを戻し入れて炒め合わせる。

ピーマンを戻す
ピーマンを戻し入れ、全体を大きく混ぜながら仕上げます。

6皿に盛る

最後にねぎを加えてひと炒めし、器に盛る。

完成

教える人

大庭英子 料理研究家

大庭英子 料理研究家

身近な食材を使い、特別な調味料を使うことなくつくるシンプルな料理は、圧倒的においしいと定評がある。和洋中を問わず、多くのカテゴリーのメニューを提案。その斬新なアイデアには目をみはるものがある。

文:中村裕子 写真:原ヒデトシ

※この記事は四季dancyu「夏の台所。」に掲載したものです。

四季dancyu「夏の台所。」
四季dancyu「夏の台所。」
A4変型判(120頁)
ISBN:9784833477925
2019年06月13日発売 / 1,100円(税込)
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中村 裕子

中村 裕子 (編集者)

沖縄県・石垣島在住。島ではカレー屋のおばちゃん(石垣島「中村屋」オーナー)、東京では料理本の編集者。二足の草鞋を履くこと、早8年。料理名を聞いたら誰もが味を思い浮かべられるような、定番の料理に魅力を感じ、「基本の料理」のページをつくり続けている。手がけた本やページのヘビーユーザーでもあり、友人とのホームパーティメニューには事欠かない。美味しくビールを飲むために、朝夕のウオーキング(犬の散歩)に力を入れている。