あさりは春から夏にかけて産卵期をむかえ、身がふっくらとしておいしい季節です。旨味たっぷりのあさりのお味噌汁もおいしいですが、つまみやおかずとして食べても美味。あさりを選ぶ時は、殻が黒っぽくツヤがあって柄がはっきりしているものを選びましょう。グルタミン酸が豊富で、入れるだけで旨味たっぷりの一品になる万能食材のあさりを使った、人気料理研究家とお店のレシピを4品ご紹介します。
料理研究家の植松良枝先生が教えてくれたのは、旬野菜のセリとあさりのシンプルなリゾット。セリの爽やかな香りと食感、あさりのだしをたっぷり吸ったお米が美味。優しい味わいなので、朝ごはんにもぴったりです!
料理研究家のコウケンテツさんが教えてくれたのは、ポルトガルの蒸し焼き料理カタプラーナ。あさりと海老にハーブを和えて火にかけるだけ!という手軽なレシピながら、つまみにもメインにもなる豪華な一品です。残りのスープにパンを浸したり、トマト缶を入れてパスタで〆ても美味しいですよ。
料理研究家の小堀紀代美さんが教えてくれたのは、タイ料理の定番ガパオ炒めをアレンジした一品。ガパオとはタイ語でバジルのことで、ガパオが入った炒めものは爽やかで今の季節にぴったりです。食べごたえのある厚揚げがあさりの旨味を吸ってジューシーに。ご飯が進みますよ!
西荻窪にあるスパイス酒場「スパイス飯店」の岡本大佑さんが教えてくれたのは、日本酒に合うあさりつまみ。レモングラスの香り、トマトの酸味、あさりの塩味のバランスが素晴らしく、熱めにつけた燗酒と合わせると、より香りが広がり美味!炒めるだけのお手軽つまみです。ぜひつくってみて下さい。