ガパオはタイ語でバジルのこと。バジルを使った炒めものは何でもガパオ炒めになります。春が旬のあさりと厚揚げを使った爽やかなガパオ炒めを、料理家の小堀紀代美さんに習いました。
冬から春は、一年で最もドラスティックに季節が巡るとき。体も春のものを食べたい、と欲しています。忙しい日々の中で新しいメニューに挑戦するのは大変だけれど、つくった後の達成感、そして満足感はお約束します!明日が元気になる春の料理満載のレシピブック「四季dancyu 春のキッチン」の中からとっておきのレシピをご紹介します。
あさり | 200g(砂抜きする) |
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厚揚げ | 1~3枚(約230g) |
赤パプリカ | 1/4個(30g) |
バジルの葉 | 20枚(大きめ) |
A 玉ねぎ | 1/8個 |
A にんにく | 1片 |
A 生姜 | 1/2片 |
A 赤唐辛子 | 1/2本(種を取り除く) |
A パクチーの茎 | 5cm分 |
A オリーブオイル | 小さじ2 |
B オイスターソース | 小さじ1と1/2 |
B ナンプラー | 小さじ1 |
B 醤油 | 小さじ1/2 |
B 砂糖 | 小さじ1/2 |
B 豆板醤 | 小さじ1/4 |
B 酒 | 大さじ1 |
B 水 | 大さじ2 |
卵 | 2個(目玉焼き用) |
黒胡椒 | 少々 |
厚揚げは2cm角に切る。赤パプリカは1cm角に切る。Aの玉ねぎ、にんにく、パクチーはみじん切りにしておく。Aの生姜はせん切りにしておく。Bはすべて混ぜておく。
フライパンにAを入れて、弱めの中火にかけて炒める。
香りが立ってきたら、厚揚げとあさりを加えてさっと炒める。
Bを加えて混ぜ、蓋をして中火で加熱する。
あさりの口が開いてきたら蓋を外して少し水分を飛ばし、パプリカとちぎったバジルを加えて混ぜる。
小さめのフライパンに広がる程度にやや多めのオリーブオイルを入れて強火で熱する。卵をそっと割り入れる。白身のふちがチリチリし、ほぼ白身に火が通ったらひっくり返して30秒加熱し取り出す。
5を器に盛って黒胡椒をふり、6を添える。
レストランのマダムからカフェ「LIKE LIKE KITCHEN」の料理担当を経て、現在は同名の料理教室を主宰。予約がとれない人気ぶりながら、本人の気持ちはいまでも『料理勉強家!』なのだそう。楽しくをモットーに、テレビ、雑誌などへのレシピ提供、またYouTube、Instagramなどでも積極的に情報を発信。著書に『ライクライクキッチンの毎日和食』など。
※この記事の内容は「四季dancyu 春のキッチン」に掲載したものです。
文:上島寿子 写真:竹之内裕幸