目からウロコの貝レシピ
中はレアで外はサクサクの"ほたての半熟フライ"

中はレアで外はサクサクの"ほたての半熟フライ"

外はサクッとしつつも、中はレアという絶妙な火の通り具合がたまらない一品です。ぜひビールはジョッキでお楽しみください。食卓でおなじみの貝の両雄、あさりとほたて。素材の旨味を逃さず、メニューの幅がぐんと広がる、とっておきの調理法を伝授します!貝だけど、目からウロコが落ちますよ。

"ほたての半熟フライ"のつくり方

高温の油でさっと揚げるから、中はレアで外サクサク。天ぷら粉だと水分が逃げない上に「普通は小麦粉⇒卵⇒パン粉をつけるけど、これは天ぷら粉⇒パン粉の二段階なので楽」。

材料材料 (2人分)

オイルほたて6個
少々
胡椒少々
A
・ 天ぷら粉大さじ3
・ 水大さじ3
パン粉適量
揚げ油適量
★ 玉ねぎマヨネーズ
・ 玉ねぎ1/4個分(みじん切り)
・ マヨネーズ大さじ4
レモン1~2切れ(くし形切り)
ベビーリーフ適量(飾り用)

1下準備

オイルほたてはキッチンペーパーでサラダ油を拭き取り、塩、胡椒をまぶす。

2衣をつける

ボウルにAを入れてよく混ぜ、1をくぐらせ、続いてパン粉をまぶして手でぎゅっと押さえつける。

衣をつける

3揚げる

揚げ油を180℃に熱して2を15~20秒揚げ、パン粉にこんがりと色がついたらすぐに引き上げて油をきる。

4皿に盛る

皿に盛り、Bを混ぜてつくる玉ねぎマヨネーズ、レモン、ベビーリーフを添える。

完成

教える人

瀬尾幸子 料理家

瀬尾幸子 料理家

シンプルなレシピの中に誰でもおいしく失敗なくつくれるコツが満載!貝のレシピにも驚きのアイデアが。『ねぎのレシピ』『みその料理帳』ほか著書多数。

文:佐々木香織 写真:飯貝拓司

※この記事はdancyu2015年5月号に掲載したものです。

佐々木 香織

佐々木 香織 (ライター)

福島出身の父と宮城出身の母から生まれ、東北の血が流れる初老の編集ライター。墨田区在住。食べることと飲むことが好き。お酒は何でも飲むが、とくに日本酒と焼酎ラヴァー。おもな仕事は新聞やウェブでの連載、雑誌や書籍の編集・取材・執筆。テーマは食べもの、お酒、着物など。