目からウロコの貝レシピ
豆腐と卵の「ゆるふわ」な食感がたまらない"あさりと絹厚揚げのオムレツ"

豆腐と卵の「ゆるふわ」な食感がたまらない"あさりと絹厚揚げのオムレツ"

貝の旨味を卵で閉じ込めるだけでなく、豆腐を加えることでふわふわ食感をプラス。病みつきになること間違いなしの一皿です。食卓でおなじみの貝の両雄、あさりとほたて。素材の旨味を逃さず、メニューの幅がぐんと広がる、とっておきの調理法を伝授します!貝だけど、目からウロコが落ちますよ。

"あさりと絹厚揚げのオムレツ"のつくり方

通常より牛乳を減らし、あさりの汁で旨味をプラス。絹厚揚げと卵のゆるふわな食感を生かすには、焼き色がついたらすぐに火を止めること。

材料材料 (2人分)

チンあさりのむき身全量(殻付きで125~150g分)
絹厚揚げ150g
万能ねぎ4本
4個
A
・ ピザ用チーズ45g
・ 牛乳大さじ1
・ チンあさりの汁大さじ1
・ 塩少々
・ 胡椒少々
バター大さじ1

1下準備

絹厚揚げは1cm角に切る。万能ねぎは小口切りにする。

2混ぜる

卵をボウルに溶きほぐし、Aを加えて混ぜる。

3具材を炒める

フライパンにバターを中火で熱し、チンあさりのむき身、絹厚揚げ、万能ねぎを2~3分炒める。

4卵を焼く

絹厚揚げが温まったら、2を流し入れて強火にし、木ベラなどでゆっくり大きく混ぜる。卵が半熟になったら、フライパンの片側に寄せて表面を焼き固め、火を止める。

5器に盛る

フライパンごとひっくり返して皿に盛る。好みでケチャップをかけてもおいしい。

完成

教える人

瀬尾幸子 料理家

瀬尾幸子 料理家

シンプルなレシピの中に誰でもおいしく失敗なくつくれるコツが満載!貝のレシピにも驚きのアイデアが。『ねぎのレシピ』『みその料理帳』ほか著書多数。

文:佐々木香織 写真:飯貝拓司

※この記事はdancyu2015年5月号に掲載したものです。

佐々木 香織

佐々木 香織 (ライター)

福島出身の父と宮城出身の母から生まれ、東北の血が流れる初老の編集ライター。墨田区在住。食べることと飲むことが好き。お酒は何でも飲むが、とくに日本酒と焼酎ラヴァー。おもな仕事は新聞やウェブでの連載、雑誌や書籍の編集・取材・執筆。テーマは食べもの、お酒、着物など。