冷蔵庫に常にある、美味しくてありがたい食材の“たまご”。焼くだけ、茹でるだけでも十分美味しいですが、ひと手間加えた絶品のたまご料理を楽しみませんか?春のたまごは味が濃く栄養もたっぷり!定番のオムライスから禁断のたまご料理まで、すぐにつくりたくなる品々をご紹介します。
一年中食べられているたまごですが、春のたまごは味が濃く栄養価が高いと言われています。鶏が繁殖期をむかえる春に向けて栄養を蓄えていることと、寒さで産卵量が減り、たまごをお腹で育てる期間が長くなることが要因だとか。子供も大人も大好きなたまご、今日も美味しくいただきましょう!
明治28年創業の「煉瓦亭」の元祖オムライスは、たまごにご飯を混ぜ込んだ独特なスタイル。「明治33年頃のことです。新人の練習を兼ねて焼いたオムレツとご飯が当時の賄いの定番でした。調理場はいつも忙しく、隅で立ちながら食べるような毎日。いっそオムレツにご飯も混ぜて焼いてしまえば洗い物も少ないから、と試したのが始まりです。それがお客様の目に留まり、ご要望が多く正式メニューになりました」と四代目店主の木田浩一朗さん。リゾットのような優しい味わいの元祖オムライス、ぜひつくってみて下さい!
目玉焼きを半分に畳んで、甘じょっぱいタレを絡めた一品。ご飯にのせても、パンに挟んでも美味しい、日々の食卓で活躍する卵です。
神楽坂のフレンチの名店「ル・マンジュ・トゥー」の谷昇シェフに、みんなが大好きな“ウフマヨ”のつくり方を習いました。自家製のウフマヨは風味がよく、ゆでた卵にかけて、野菜と合わせてといろいろな食べ方が楽しめますよ。
生から揚げたポテトに、ゆるめに焼いたスクランブルエッグをのせて、マヨーネ―ズとスイートチリソースをかけていただきます。美味しいって分かってる、でもカロリーが……。ってそんなことはいいんです。毎日食べるわけじゃないんだから。これをつくる日は美味しい料理をたんまり食べて、自分を甘やかして次の日に備えましょう!