「焼き」の基本が身につくレシピ
甘じょっぱくて黄身がとろ~り"卵のテリ焼き"

甘じょっぱくて黄身がとろ~り"卵のテリ焼き"

テリ焼きソースをまとった卵は、ご飯にもパンにも合う絶品おかずです!「焼き」は基本的な調理法ですが、基本だからこそ奥深く大切です。そんな「焼き」が身につくレシピをご覧ください!

卵のテリ焼きのつくり方

最も身近な素材である卵。ゆで卵に目玉焼き、オムレツに加え、テリ焼きも毎日のメニューに!ご飯にのせて、パンに挟んで、野菜と合わせて、と活躍すること間違いなし。

材料材料 (2人分)

4個
サラダ油大さじ1
大さじ1
★ 調味料(混ぜ合わせる)
・ みりん大さじ2
・ 砂糖小さじ1
・ 醤油大さじ1・1/3
小ねぎ少々(小口切り)

1卵を割り入れる

フライパンにサラダ油を熱して卵2個を間隔をあけて割りいれる。

卵を割り入れる

2目玉焼きを半分に折る

白身が白くなってきたらフライ返しで半分に折り、端に寄せてあきの部分に残りの卵を割り入れ、同様に半分に折り、半熟に焼く。

目玉焼きを半分に折る

3テリ焼にする

弱火にして酒を入れ、調味料を加えてフライパンを揺すりながらからめる。

テリ焼にする
テリ焼にする

4完成

器に盛り、小ねぎを散らす。

完成

テリ焼き卵サンドはいかが?

ロールパンにキャベツのせん切りをたっぷり。そして卵のテリ焼きをイン!半熟の黄身がパンににじみ出るのがなんともいえないおいしさに!

テリ焼き卵サンド

教える人

大庭英子 料理研究家

大庭英子 料理研究家

身近な食材を使い、特別な調味料を使うことなくつくる料理は、圧倒的においしいと定評がある。和洋中を問わず、多くのカテゴリーのメニューを提案。その斬新なアイデアには目をみはるものがある。「スーパーでおいしそうなお肉を見ると、つい買ってしまいます。シンプルに塩と胡椒で焼いて食べるのが好き」と日々、フライパン焼きを実践。火加減や焼き時間、蓋をするしない、などちょっとしたコツをおさえれば、カリッとジューシーに仕上げられると、太鼓判を押す。

文:中村裕子 写真:原ヒデトシ

この記事は「手ほどきdancyu!基本の焼」に掲載したものです。

手ほどきdancyu!基本の焼
手ほどきdancyu!基本の焼
A4変型 判( 80 頁)
2020年12月21日発売 / 770円(税込)
中村 裕子

中村 裕子 (編集者)

沖縄県・石垣島在住。島ではカレー屋のおばちゃん(石垣島「中村屋」オーナー)、東京では料理本の編集者。二足の草鞋を履くこと、早8年。料理名を聞いたら誰もが味を思い浮かべられるような、定番の料理に魅力を感じ、「基本の料理」のページをつくり続けている。手がけた本やページのヘビーユーザーでもあり、友人とのホームパーティメニューには事欠かない。美味しくビールを飲むために、朝夕のウオーキング(犬の散歩)に力を入れている。