豆腐がメインのヘルシー鍋ですが、挽き肉も入りご飯のおかずにも、お酒のつまみにもなるお鍋です。土鍋を鍋物だけに使っていませんか?土鍋は、コトコト煮込んだり、具だくさんスープをつくったり、ふっくら炊き込みご飯を炊いたり、蒸気を使って蒸し煮も楽しめます。土鍋の可能性がどんどん広がるレシピ、ご紹介します。
挽き肉はねぎ、にんにく、生姜、コチュジャンで韓国風の味つけに。肉の旨味がたっぷりしみ込むように、豆腐は鍋底に敷いて重ねるのがポイントです。
木綿豆腐 | 2丁 |
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★ 挽き肉だね | |
・ 豚挽き肉 | 300g |
・ 長ねぎ | 大さじ4(みじん切り) |
・ にんにく | 小さじ1(みじん切り) |
・ 生姜 | 小さじ1(みじん切り) |
・ 酒 | 大さじ2 |
・ コチュジャン | 大さじ1/2 |
・ 醤油 | 大さじ2 |
・ 胡麻油 | 大さじ1 |
酒 | 大さじ2 |
水 | 1カップ |
醤油 | 大さじ1 |
わけぎ | 80g(小口切り) |
白煎り胡麻 | 小さじ1 |
豆腐は半分に切ってから厚さを半分に切り、バットに並べて20分ほどおき、水気をきる。
挽き肉だねをつくる。ボウルに材料をすべて入れて手でよく混ぜ、2等分にする。
土鍋に豆腐の1/2量を敷き、1/2量の挽き肉だねを入れて広げ、豆腐、挽き肉だねの順に入れる。
酒、水、醤油を加え、蓋をして中火にかけ、煮立ってきたら弱火にして30~40分煮、仕上げにわけぎと胡麻をふる。
「特別な材料や調味料を使わずにつくれる料理」を数多く提案している。長年の経験と知恵から、余分な手間をそぎ落としてつくるシンプルな料理は、「おいしい」と絶大なる定評がある。キッチンにはどこででも買うことのできるポピュラーな調味料が並ぶ。分量や入れるタイミングなど、ちょっとしたコツで、誰もが幸せになれる料理がつくれる、ということを自ら実証中。
文:中村裕子 写真:原ヒデトシ
※この記事は四季dancyu「冬の台所。」に掲載したものです。