“お酢”パワーでもっと美味しく
カレー風味で食欲増進!鶏もものビネガーマリネ焼き

カレー風味で食欲増進!鶏もものビネガーマリネ焼き

食欲を刺激するカレーの香りと、隠し味に入れたケチャップで、甘辛い味つけに。子供も大人も大好きなおかずは冷めても美味しく、お弁当にもぴったりです。フリーザーバッグに入れてしっかり空気を抜けば、マリネした状態で2日ほど冷蔵保存が可能、冷凍ならば1カ月ほど保存可能で、つくり置きにも最適なレシピです!

漬けて焼くだけ!しっとり、柔らか!

酢をベースに、オイル、スパイス、ハーブetc.
組み合わせ自由なマリネ液に肉や魚を漬け込みます。
あとは焼くだけ。
最小限の手間と、そして時間がつくり
出す食べごたえのあるご馳走の完成です。
酢の力で、肉は脂さっぱりやわらかく、魚はくさみなく身くずれせずに仕上がります。
もちろん、酢のもつふくよかな酸味で味わいは深まります。
新定番、ビネガーマリネ焼きで食べる幸せを実感してください。

鶏もものビネガーマリネ焼きのつくり方

材料材料 (4人分)

鶏もも肉大2枚(650g)
★ マリネ液
・ 酢大さじ5
・ 醤油大さじ2
・ カレー粉大さじ1
・ トマトケチャップ大さじ1
・ サラダ油大さじ2
きゅうり1本
クレソン4本

1下ごしらえ

鶏もも肉は皮目を下にして横長に置き、筋を切るように浅く4~5本切り込みを入れて1枚を6等分に切る。

2漬ける

バットにマリネ液の材料を入れて混ぜ、鶏肉を入れて手でもむようにして全体になじませてから、1~2時間おいてマリネする。

漬ける

3焼く

グリルを熱して鶏肉を並べ、10~12分焼き、焦げすぎるようであれば、途中アルミホイルをかぶせて焼く。残りも同様に焼く。

4仕上げる

きゅうりは長さを3等分に切り、縦4 等分に切る。器に鶏肉を盛り、きゅうり、クレソンを添える。

仕上げる
酢が肉の中まで浸透するから、焼いてもふっくらジューシー。脂はスッキリ。

教える人

大庭英子 料理研究家

シンプルながら失敗なくつくれるレシピに定評がある料理研究家。特別な素材、調味料は使わず、余分な手間はそぎ落とした“引き算の料理”が身上。

文:中村裕子 写真:原ヒデトシ

技あり!dancyu お酢
技あり!dancyu お酢
A4変型判(104頁)
ISBN:9784833477895
2019年05月28日発売 /864円(税込)
中村 裕子

中村 裕子 (編集者)

沖縄県・石垣島在住。島ではカレー屋のおばちゃん(石垣島「中村屋」オーナー)、東京では料理本の編集者。二足の草鞋を履くこと、早8年。料理名を聞いたら誰もが味を思い浮かべられるような、定番の料理に魅力を感じ、「基本の料理」のページをつくり続けている。手がけた本やページのヘビーユーザーでもあり、友人とのホームパーティメニューには事欠かない。美味しくビールを飲むために、朝夕のウオーキング(犬の散歩)に力を入れている。