“お酢”パワーでもっと美味しく
さっぱりふっくら!レバーの酢煮のつくり方

さっぱりふっくら!レバーの酢煮のつくり方

クセがあり少し苦手な方も、この調理法ならおいしく食べられます!しっかりレバーを焼きつけて香ばしさを出し、お酢で煮ることで、旨みたっぷりのおつまみになります。はちみつを入れて、少し甘めに仕上げるのもポイントです。

レバーの酢煮のつくり方

材料材料 (2~3人分)

鶏レバー正味300g
★ レバーの下味用
・ 塩少々
・ 胡椒少々
小麦粉適量
オリーブオイル大さじ2
にんにく1片分(薄切り)
生椎茸6個
赤唐辛子1本
白ワイン大さじ3
1/2カップ
小さじ1/2
胡椒少々
はちみつ大さじ2
パセリ大さじ2(みじん切り)

1下ごしらえ

鶏レバーは脂肪、血などを取り除き、大きなものは半分に切って冷水に浸して20分ほどおく。水で洗って水気を拭き、下味用の塩、胡椒を全体にふる。生椎茸は石突きを切り取り、軸のまま縦等分に切る。

2焼きつける

フライパンにオリーブオイル、にんにくを入れて弱火にかけ、香りが立ったらレバーに小麦粉をまぶして余分な粉を落としながら入れる(粉をはたいたレバーは表面がカリカリになるまで焼きつけるのがポイントです。香ばしくなり、また、全体に適度なとろみがついて味がしっかりからみます)。強火にして両面を焼きつけ、生椎茸、赤唐辛子を入れ、中火にして椎茸がしんなりするまで炒める。

3煮る

白ワイン、酢を加え、煮立ってきたら塩、胡椒、はちみつを加えて混ぜる。蓋をして弱火で5〜6分煮て、パセリを加えてひと煮して器に盛る。

煮る

教える人

大庭英子 料理研究家

シンプルながら失敗なくつくれるレシピに定評がある料理研究家。特別な素材、調味料は使わず、余分な手間はそぎ落とした“引き算の料理”が身上。

文:中村裕子 写真:原ヒデトシ

技あり!dancyu お酢
技あり!dancyu お酢
A4変型判(104頁)
ISBN:9784833477895
2019年05月28日発売 /864円(税込)
中村 裕子

中村 裕子 (編集者)

沖縄県・石垣島在住。島ではカレー屋のおばちゃん(石垣島「中村屋」オーナー)、東京では料理本の編集者。二足の草鞋を履くこと、早8年。料理名を聞いたら誰もが味を思い浮かべられるような、定番の料理に魅力を感じ、「基本の料理」のページをつくり続けている。手がけた本やページのヘビーユーザーでもあり、友人とのホームパーティメニューには事欠かない。美味しくビールを飲むために、朝夕のウオーキング(犬の散歩)に力を入れている。