ご飯が進む!酒も進む!茄子レシピ
甘く蒸された茄子と胡麻油の香ばしさがたまらない"茄子と茗荷の生姜醤油和え"

甘く蒸された茄子と胡麻油の香ばしさがたまらない"茄子と茗荷の生姜醤油和え"

火を通すととろっと甘くなる茄子は、スカっとする香味や薬味ととても相性が良い食材です。今回ご紹介するレシピは簡単な調味料でつくれるので、蒸し茄子さえ仕込んで冷蔵庫で冷やしておけば、薬味と和えるだけでいつでも絶品つまみが食べられます!

ささっとつくれる絶品つまみ

丸ごと蒸し上げて、甘くとろんとした茄子にからんだ茗荷と生姜醤油の清々しさ、胡麻油の香ばしさがたまらない。蒸し茄子は冷蔵庫でよく冷やしておき、食べる直前に生姜醤油や胡麻油と和えるのがコツ。この蒸し茄子さえつくっておけば、いつでもササッとつまみが完成する寸法だ。和えてから時間がたつと、味がしみ込みすぎて塩辛くなるので注意しよう。茗荷のほか、香菜や白髪ねぎを入れても。

茄子と茗荷の生姜醤油和えのつくり方

材料材料 (2~4人分)

茄子中4本
A
・ 生姜大さじ1(みじん切り)
・ にんにく小さじ1(みじん切り)
・ 茗荷2個(斜め薄切り)
・ 醤油大さじ1
・ 胡麻油小さじ1
・ たまり醤油少々(あれば)

1茄子を蒸す

茄子はヘタを取り、蒸し器または鍋に丸ごと入れ、強火で約20分、柔らかくなるまで蒸す。

ナスを蒸す

2冷やす

ザルに上げて水気をきり、縦に細切りにする。粗熱が取れたら冷蔵庫に入れ、よく冷やしておく。

冷やす

3仕上げ

食べる直前にボウルに茄子を入れ、Aの材料を順に加え、よく混ぜ合わせる。

仕上げ

4完成

食べる直前にボウルに茄子を入れ、Aの材料を順に加え、よく混ぜ合わせる。

完成

教える人

蔡 才生(さい・ざいせい) 「蔡菜食堂」主人

蔡 才生(さい・ざいせい) 「蔡菜食堂」主人

中国・上海生まれの蔡さんは妻の王梅玉さんとおいしく気取らない上海家庭料理店「蔡菜食堂」を営んでいる。

外観

店舗情報店舗情報

蔡菜食堂
  • 【住所】東京都中野区中野3-35-2
  • 【電話番号】03-5385-6558
  • 【営業時間】17:00~21:30(L.O.)
  • 【定休日】日曜
  • 【アクセス】JR「中野駅」より3分

文:瀬川慧 写真:竹内章雄

※この記事の内容はdancyu2016年10月号に掲載したものです。

瀬川 慧

瀬川 慧 (ライター)

得意分野は料理、ワイン、食文化、旅、歴史など。単行本の企画、編集、執筆に『日本料理 銀座小十』(世界文化社)、『野﨑洋光の野菜料理帳』『里山に生きる「土樂」の食と暮らし』『懐石小室に教わる 一生ものの和のおかず』(家の光協会)、『和食神髄 小室光博』、『「すし」神髄 杉田孝明』(プレジデント社)などがある。