
食いしん坊倶楽部のLINEオープンチャット「dancyuおやつ倶楽部」で、メンバーから寄せられた美味しいおやつをご紹介!倶楽部メンバーに「年末年始に食べたい美味しいおやつ」を教えてもらいました。第42回は、アーモンドクリーム、林檎、クルミが贅沢に詰まった、フランスの伝統的な焼菓子――新年の訪れを“楽しく”祝う特別なパイ、「ベーカリー&レストラン沢村」の「ガレット・デ・ロワ」です。

12月も残すところ10日間。
2026年を迎えるにあたり、新年を祝うフランスの菓子「ガレット・デ・ロワ」を予約するのはいかがだろう。
四季の和菓子があるように、季節を味わう伝統菓子は、日本人にとって親しみ深いに違いない。前回紹介した「パネットーネ」に続き、こちらもジワジワと認知度を上げている。
「沢村」の「ガレット・デ・ロワ」は、軽井沢で創業した2009年から毎年作り続けている、いわば年末年始の風物詩。パイ生地とクレーム・ダマンド(アーモンドクリーム)を使った伝統的なレシピをベースに、たっぷりのりんごコンポートとクルミを加えたオリジナルレシピで、毎年心待ちにするファンが多いのも納得だ。ベーカリーならではの小麦の豊かな風味と、皮付きのアーモンドプードルをローストして混ぜ込んだ芳ばしいアーモンドクリームは、コーヒーはもちろん、ワインやシャンパンとも惹かれ合う。


また、ガレット・デ・ロワの人気をさらに高めているのが、パイの中に隠された、小さな陶器“フェーヴ(Fève)”。切り分けて、見事フェーヴが当たった人はみんなから祝福を受け、一年間を幸せに過ごせると言われており、毎年デザインが変わるフェーヴをコレクションする人も多い。
果たして「沢村」の2026年の「ガレット・デ・ロワ」は、どんなフェーヴが顔を出すのだろう?また、幸運を手にするのは誰?言い当てるのも楽しい“新年の慶び”を、みんなで分かち合うのはいかがだろうか。


文:藤井存希 写真:MURAKEN
予約は日時指定ができるので、サクサクのパイを楽しめます。
フェーヴが入っていて誰に当たるかも楽しく、家族や友人との集まりにぴったり!付属の王冠も楽しめます。軽井沢のほか、東京や名古屋の店舗でも予約可能ですよ。