有賀 薫さんの毎日食べたい乾物スープ
まるで台湾の朝食!"鹹豆漿(シェントウジャン)桜海老と豆乳のスープ"

まるで台湾の朝食!"鹹豆漿(シェントウジャン)桜海老と豆乳のスープ"

自宅で気軽に台湾気分を味わえる、温かなスープです。豆腐に桜海老のカリカリとした食感と華やかさをトッピング!旨味と栄養の詰まった乾物を意外な利用法で使いながらつくる、デイリーに役立つスープを有賀 薫さんに教わりました。

“鹹豆漿(シェントウジャン)桜海老と豆乳のスープ”のつくり方

豆乳と豆腐に桜海老とザーサイを混ぜて加熱すれば、ほのかな風味がプラス。さらに桜海老をトッピングして、食感と華やかな色味をアクセントに。小鍋で温めてつくることもできるが、電子レンジで加熱したほうが断然失敗なし。

材料材料 (1人分)

豆乳200ml(無調整)
絹ごし豆腐100g
桜海老小さじ2
ザーサイ10g(約小さじ1)
醤油小さじ2
大さじ1/2
香菜少々
ラー油適量

1豆腐を温める

豆腐は2cm角に切る。ザーサイは細切りに、香菜は刻む。耐熱容器に豆腐と桜海老小さじ1、ザーサイを入れて豆乳を注ぎ、600Wの電子レンジで3分〜3分半、豆腐が温まるまで加熱する。

豆腐を温める

2醤油を加える

醤油を回し入れ、続いて酢を入れる。

醤油を加える

3仕上げ

スプーンでかき混ぜてとろみが出てきたら、香菜と残りの桜海老を散らし、ラー油をかける。

仕上げ
完成

教える人

有賀 薫 料理研究家

有賀 薫 料理研究家

2011年より毎日SNSでスープのある生活を発信。スープから始まるライフスタイルを提案している。実験イベント“スープ・ラボ”はじめ、スープをテーマにしたイベントを多数主催。2020年『朝10分でできる スープ弁当』(マガジンハウス)が第7回料理レシピ本大賞料理部門入賞。最新刊は『スープ・レッスン2』(プレジデント社)。

※この記事の内容は、『技あり!dancyuスープ』に掲載したものです。

技あり!dancyuスープ
技あり!dancyuスープ
A4変型判(112頁)
2020年12月18日発売 / 880円(税込)

文:神吉佳奈子 撮影:鈴木泰介

神吉 佳奈子

神吉 佳奈子 (編集者)

1969年、酒どころ広島で生まれる。出版社を渡り歩き、家庭菜園雑誌や食雑誌、料理本の編集に携わる。2018年5月まで、100人の高校生と名人をつなぐ「聞き書き甲子園」の事務局に所属。食と農の手仕事を伝えるべく、フィールドワークを続けている。