dancyu本誌から
dancyu12月号「鮭とサーモン。」

dancyu12月号「鮭とサーモン。」

新米の便りが聞こえてくるとともに、なぜだろう、普段よりも妙に「鮭」と目が合いませんか。焼いてよし、寿司ダネにはもちろん、酒の肴からパスタまで八面六臂の大活躍、老若男女に愛される「ぶっちぎりのキング・オブ・人気魚」、それが鮭&サーモン。名鮭料理で綴るベスト店、思わず、「おお、懐かしい(涙)!」の声が出そうな“おらが町”の郷土料理から、サーモンの名品まで。旬の鮭を堪能してください!

キング・オブ・人気魚!

表紙
p14+15
p16+17
p73
dancyu2019年12月号
鮭のことを何と言いますか?「サケ」?それとも「シャケ」?「シャケ」のほうがなんとなく美味しそうに感じるのは僕だけでしょうか。たとえば「お待たせしました、ヤキザケ定食です」と言われると、皿に大葉が敷かれ、大根おろしがきれいに添えられ、端正に焼き上がった鮭が出てくる感じ。「はい、ヤキジャケ定食お待ち!」と言われると、皮にちょっと焦げ目がついて、身の隙間から脂がじゅわっとあふれている焼き鮭が、皿にドーンとのってくるイメージです(言い方のトーンの問題かもしれませんが……)。白飯をバクバク食べたくなるのは、やはり「ヤキジャケ」なのです。

ちなみに、かつては年の暮れになると、あちこちで新巻き鮭を見かけたものでした。普通にお歳暮としてやり取りされていたし、社会人になりたての頃、某企業の忘年会に参加したら、お土産が新巻き鮭で驚いたこともありました。今なら、鮭一本をあれこれ料理して贅沢なシャケ三昧の日々を送るのに、未熟な二十代の僕は手に負えず実家に送ってしまいました。

ちなみに、鮭の呼び名について、そして鮭一本を食べ尽くす方法は、特集の記事をご覧ください。シャケライフがもっと豊かになりますよ。

dancyu編集長 植野広生
dancyu2019年12月号
dancyu2019年12月号
第一特集:鮭とサーモン。
第二特集:京都で呑む。

A4変型判(168頁)
2019年11月06日発売/ 900円(税込)
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写真:宮濱祐美子 イラスト:花福こざる