
西麻布「No Code」の米澤文雄シェフと、(勝手に)発足した“タルタルソース研究所”。白飯と合わせておいしい“ごはんタルタル”の反響に応えて、さらにおいしいアレンジを4週に渡って紹介。今回は、再び原点に立ち返る“たまごかけごはんタルタル”です!

タルタルソースは洋風の料理に合わせるもの……という先入観を見事にくつがえしてくれたのが、米澤シェフ考案の“ごはんタルタル”。本誌のたまご特集でも大反響を呼んだが、「ごはんに合うタルタルって、無限に考えられますよね……!」と、まだまだアイディアが止まらない様子。こうしてキッチンに並んだ食材は、漬け物や海苔など和の食材のみならず、イタリアンパセリにフライドオニオンなど実に多国籍!
「ここにある食材、全部ごはんタルタルに使いますよ! 今回、お伝えするレシピは、混ぜるだけで手軽につくれるけれど、その味わいに何かひとつアクセントをプラスしてあります。そんな味わいの面白さを楽しんでください」

米澤シェフがごはんタルタルの原点に立ち返るべく考案したのは、なんと“たまごかけごはん”タルタル。みんなが大好きな“TKG”の味わいを表現するために、ベースとなる万能タルタルに加えたのは“醤油麹”だ。
「たまごかけごはんって、醤油を入れるじゃないですか。でも、タルタルに液体を加えるとシャバシャバになってせっかくのトロッとしたおいしさがなくなってしまいます。醤油麹ならタルタルの濃度をキープしながら、醤油の風味に加えて、麹の甘味や旨味もプラスできます」
ごはんの上にタルタルをのせたら、卵黄と刻み海苔もプラス! これをくずしながら味わうと、クリーミーでまろやかな深み! このリッチな味わいのTKG、ぜひお試しあれ!
| 万能タルタル | 100g |
|---|---|
| 醤油麹 | 20g |
| 卵黄 | 2個 |
| 刻み海苔 | 適量 |
こちらの記事を参考に、万能タルタルをつくる。
タルタルに醤油麹を混ぜ合わせる。

器にごはん(分量外)を盛り、半量のタルタルと卵黄1個をのせて、刻み海苔をのせたら完成。卵黄をくずしながら味わう。


東京・浅草生まれ。高校卒業後、恵比寿「イル・ボッカローネ」を経て、ニューヨークへ。「Jean-Georges」で日本人初のスーシェフとなる。帰国後、「Jean-GeorgesTokyo」エグゼクティブシェフ、「THE BURN」料理長などを経て、2022年に「No Code」を開業。
文:大沼聡子 撮影:よねくらりょう