
2026年春号「ニューたまごパラダイス」号より、ホテルニューオータニ(東京)が開業から60年の歴史で磨き上げた、究極のたまごサンドウィッチの「黄金比」を公開!今回紹介するのは「オムレツサンドウィッチ」。甘めに仕上げたオムレツに塗っているのは、まさかのとんかつソースとケチャップ。甘じょっぱ味が最高です。

1987年に「ホテルニューオータニ(東京)」入社。フランス料理の研鑽を積む。2023年にフランス農事功労賞シュヴァリエ受章。『本当に旨いサンドウィッチの作り方100+BEST11』(イカロス出版)のレシピ監修も担当し、たまごサンド愛にあふれる。
| 卵 | 3個 |
|---|---|
| A | |
| ・ 砂糖 | 小さじ1 |
| ・ 味醂 | 小さじ1 |
| ・ 牛乳 | 大さじ1 |
| ・ 塩 | 少々 |
| バター | 小さじ1(食塩不使用) |
| とんかつソース | 10g |
| トマトケチャップ | 10g |
| 食パン | 2枚(8枚切り) |
| マスタードバター | 適量(*) |
*マスタードバターは、バター150gに対して洋がらし粉を練ったもの10g(バターの重さの約6%)を混ぜ合わせる。家庭では辛さや好みに合わせて、チューブのからしや粉がらしで調整を。
ボウルに卵とAを入れてよく混ぜ合わせ、ザルで漉す。こうすることで、口当たりがなめらかになる。

フライパンを熱してバターを溶かし、1を流し入れる。箸かゴムベラを使い弱火で全体を混ぜながら、焦がさないよう時々火から外して余熱でとろとろのスクランブル状になるまで火を入れる。

手前から折り返して奥に寄せ、フライパンの柄をトントンと叩きながら返し、卵液が流れ出さない程度にしっかりと火を入れる。バットなどに取り出し、時間があればそのまま少し落ち着かせる。

食パン2枚はそれぞれの片面のみフライパンで焼き、焼いていない面にマスタードバターを塗る。オムレツの片面にとんかつソースを塗り、塗った面を下にしてパンにのせる。

上面にはケチャップを塗って、もう一枚のパンをかぶせる。

パンがずれないよう手を添えながら耳を落とし、縦3等分に切り分ける。

甘めの優しいオムレツに合わせ、パンは片面焼き。オムレツとの密着感と、サクサクの外側との合わせ技が光る。とんかつソースとケチャップを片面ずつ塗るのもアクセントに。

文:鹿野真砂美 撮影:鈴木泰介