
dancyu味玉史に燦然と輝く2大ヒットレシピが令和の世に再び見参!2026年dancyu春号では、過去に掲載した味玉レシピの中で特に人気だった2つを再掲載しました。今回は2017年4月号で掲載した、編集部入魂の“dancyu公式味玉”レシピをご紹介します。
味つきたまご、通称“味玉”はシンプルでありながら、たまごの深淵をのぞくかのような料理だ。水と湯、どっちからゆでるべき?冷蔵庫から出したて、それとも常温……?
そんな“味玉沼”に挑むべく、2017年4月号の「味玉★大実験」では、編集部スタッフが380個ものたまごをゆでまくり、むきまくり、漬け込みまくって検証するという壮大な実験を敢行!こうしてたどり着いたのが、白身にタレがジワッとしみて、黄身がゼリー状の光沢を放つdancyu公式レシピ。今回はこの自信作を永久保存版として、再びお届けしたい。
味玉づくりは、とにもかくにも「ゆで」がモノをいう。味の土台となる半熟の加減は「冷蔵庫から出したて」を「湯から7分30秒ゆでる」がベスト。「むき」はコツさえつかめば、美肌が約束される。「漬け」は塩味と時間がカギとなるが、「飲めるタレ×24時間漬け込み」を覚えておけば、おいしさのゴールはすぐそこ。慣れてきたらさらに短いゆで時間でもよく、自分好みの味に染めてもいい。味玉は夢が膨らむたまご料理なのだから!

| 卵 | 6個(Mサイズ以上のもの(*)) |
|---|---|
| ★ 漬けダレ | |
| ・ 醤油 | 50ml |
| ・ 酒 | 50ml |
| ・ 砂糖 | 大さじ1 |
| ・ 水 | 250ml |
*押しピンなどで底に穴を開けると、ゆでた後に殻をむきやすくなる。
鍋に湯を沸かし、ザルなどを使い卵をそっと入れ、7分半ゆでる。適当に放り込むと、殻が割れやすいので気をつけよう。

火加減を調節し、「ポコポコと泡が出る」沸騰状態をキープ。泡の出ない状態では生ゆでになり、沸騰しすぎても卵同士がぶつかって殻が割れるので注意。ゆで上がったら氷水を張ったボウルに入れて冷やす。氷がなければ何度か水を替えて熱を取る。

殻全体に細かいヒビを入れる。ボウルなどに打ちつけてもいいが、大ぶりなスプーンで叩くと、細かいヒビが入りやすい。

卵を水に入れた状態で殻をむく。殻の内側にある薄い膜を指先で破り、白身との間に水を入れるイメージでやるとつるんと美肌に!

程よいサイズの容器に卵と漬けダレを入れ、冷蔵庫に24時間置けば完成。ファスナー付き保存袋などで漬け込んでもOK。


文:大沼聡子 撮影:市瀬真以