創刊35周年!名酒場の感動レシピ
【喝采!の前菜】たこと豚肉!もはや敵なしの旨味タッグ。代々木八幡『クリスチアノ』の「たこと塩豚のオイル焼き」。

【喝采!の前菜】たこと豚肉!もはや敵なしの旨味タッグ。代々木八幡『クリスチアノ』の「たこと塩豚のオイル焼き」。

2026年冬号「名酒場の感動つまみ」特集で、もしもdancyuがこれまで掲載したレシピから選りすぐりのつまみを出す最高の酒場を開いたら――。そんな妄想から生まれた企画が、“dancyu夢ワイン酒場”。今回は、豚の脂によって、たこの旨味が倍増する『クリスチアノ』の「たこと塩豚のオイル焼き」をご紹介!

ディープなポルトガル料理とワインを庶民価格で楽しめる名店

魚介と肉を一緒に仕込むポルトガル伝統の郷土料理を、こんなにポップにまとめた一皿なんて、この店でなければ出会えない。佐藤幸二シェフ自家製の“バカリヤウ(干し鱈)”のコロッケや揚げソーセージなど、ディープなポルトガル惣菜の魅力にハマってしまう。

材料材料 (2人分)

ゆでだこ80g
豚スペアリブの塩漬け160g(*)
ペコロス3個
にんにく1片
ローリエ3枚
タイム3枝(生)
ディル3枝(生)
オリーブオイル大さじ3
少々

*豚スペアリブ、または豚バラ肉に、重量の1.2%の塩を満遍なくまぶして一晩置く。

1たこと豚肉を下準備する

足を切り分けたたこをボウルに入れ、40℃くらいの湯(お風呂の温度)に30分浸しておく。湯を捨て、手のひらの付け根で5分ほど優しくもみ、水気を拭き取る。たこの足の筋肉をもみほぐすことで、味がしみ込みやすくなる。さらに、肉叩き(または空き瓶)で叩き、繊維をほぐし柔らかくしておく。豚肉は食べやすい大きさに切る。

たこと豚肉を下準備する

2ローリエの香りを出す

フライパンにオリーブオイルとローリエを熱し、香りが出たらローリエをいったん取り出す。

3焼く

①とペコロス、にんにく、タイムを入れ、蓋をして弱火にかける。3分したら材料をひっくり返して、再び蓋をする。これを3回繰り返して香ばしく両面を焼く。最後にディルを加えて蓋をし、火を止め余熱で3分ほど蒸す。オーブンを使う場合は、最初から耐熱容器にすべての材料を入れ、200℃で15分焼く。

焼く

4盛りつける

皿に盛りつけ、塩をふり、食べやすい大きさに切る。たこは火が通ると水分が出て硬くなり旨味も抜けるので、加熱するときは切らずに足一本のままが鉄則。

盛りつける
皿の上でたこと豚肉の旨味が響き合う。たこがいかに強い旨味と香りをもつか、改めて思い知らされる。海と大地の強烈なコラボ。この弾力コンビは無敵です。
26年冬号「名酒場の感動つまみ」
dancyu2026年冬号の特集は、創刊35年記念レシピ特集「名酒場の感動つまみ」。全73皿の感動つまみレシピを紹介しています。

dancyu2026年冬号
A4変型判(168頁)
2025年12月5日発売/1,500円(税込)

店舗情報店舗情報

クリスチアノ
  • 【住所】東京都渋谷区富ケ谷1-51-10 1階
  • 【電話番号】03-5790-0909
  • 【営業時間】17:00~22:00(L.O.) 土日祝は12:00~14:00 (L.O.)も営業
  • 【定休日】無休
  • 【アクセス】東京メトロ「代々木公園駅」1番出口より1分

撮影:宗田育子

上島 寿子

上島 寿子 (文筆家)

東京生まれで、銀座の泰明小学校出身。実家がビフテキ屋だったため、幼少期から食い意地は人一倍。洋酒メーカー、週刊誌の記者を経て、フリーに。dancyuをはじめ雑誌を中心に執筆しています。