
酸味のある果物を加えることで魚の臭みが消えてさっぱりといただけます。柑橘の代わりに、せん切りのりんごもよく合います。手巻き寿司のときに青じそと海苔で巻いて食べるのも最高ですよ。料理研究家のキム・ナレさんに、気どらないおかずをたくさん教えていただきました。
鯛(刺身用)… 150g | |
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A | |
・ 柑橘の皮 | 10g(せん切り) |
・ にんにく | 少々(すりおろす) |
・ えごまの実 | 小さじ1 |
・ うす口醤油 | 小さじ1 |
・ アガベシロップ | 小さじ1(砂糖か蜂蜜でも可) |
芽ねぎ | 適量(食べやすい大きさに切る) |
塩 | 適量 |
胡麻油 | 小さじ2 |
鯛を拍子木切りにし、ボウルに入れる。Aをすべて加えてよく混ぜ、塩で味を調える。
器に盛り、芽ねぎを散らし、胡麻油をかける。
韓国・仁川(インチョン)出身。服部栄養専門学校を卒業後、地中海料理のレストラン勤務を経て、2015年より韓国料理教室を主宰。雑誌、書籍、テレビなどで料理家として活躍中。近年は、文献から古のレシピを研究することに夢中。
この記事は『四季dancyu 2024春』に掲載したものです。
文:藤井志織 写真:宮濱祐美子