キム・ナレさんの日常ごはん
【煮干しと牛の旨味】深い旨味と甘味を楽しむ"牛肉と大根のスープ"

【煮干しと牛の旨味】深い旨味と甘味を楽しむ"牛肉と大根のスープ"

大根の甘さが引き出された牛肉のスープ。煮干しだしと牛肉の旨味が重なり合い、満足感の高い一杯になります。料理研究家のキム・ナレさんに、気どらないおかずをたくさん教えていただきました。

“牛肉と大根のスープ”のつくり方

材料材料 (2〜3人分)

牛肉100g(しゃぶしゃぶ用や切り落としなど)
大根90g(厚さ5mmのいちょう切り)
えごま油大さじ1
うす口醤油大さじ1
煮干しだし600ml
適量
黒胡椒適宜(好みで)

1炒める

フライパンを中火にかけて熱し、えごま油と牛肉を入れて炒める。色が変わったら大根を加え、全体に油が回ったら醤油を加える。

2煮る

さっと炒めたらだしを加える。強火にし、沸騰したらアクを取り除く。蓋をして弱火にし、20分ほど煮る。

3仕上げ

味をみて足りなければ塩で調え、好みで黒胡椒をかける。

完成

教える人

キム・ナレ 料理研究家

キム・ナレ 料理研究家

韓国・仁川(インチョン)出身。服部栄養専門学校を卒業後、地中海料理のレストラン勤務を経て、2015年より韓国料理教室を主宰。雑誌、書籍、テレビなどで料理家として活躍中。近年は、文献から古のレシピを研究することに夢中。

この記事は『四季dancyu 2024春』に掲載したものです。

四季dancyu 2024春
四季dancyu 2024春
A4変型判(120頁)
ISBN:9784833482615
2024年3月12日発売/1,200円(税込)

文:藤井志織 写真:宮濱祐美子

藤井 志織

藤井 志織 (編集・ライター)

フリーランスで、主に雑誌や書籍、WEB、企業の販促物などで編集や取材、執筆を行うほか、イベントの企画やディレクションを行うことも。担当した書籍に、草場妙子著『TODAY’S MAKE BOOK 今日のメイクは?』、石井佳苗著『DAILY LIFE』、重信初江著『昔ながらのおかず』、オカズデザイン著『マリネ』、nestRobe著『SLOW MADEな服づくり』、小堀紀代美著『LIKE LIKE KITCHENの旅する味』、ウー・ウェン著『100gで作る北京小麦粉料理』などがある。