
キムチベースを使って、春キャベツ、筍、かぶを漬けました。水気の多い野菜は塩もみして水気を出すのがポイント。和えた直後もいいですが、ポリ袋保存で2~3日たつとキムチ独特の酸味も出て、おいしくいただけます。体がホッとする発酵食品を取り入れたレシピを、料理研究家の真藤舞衣子さんに教えてもらいました。
★ 春キャベツのキムチ | |
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・ 春キャベツ | 1/4個 |
・ 塩 | キャベツの重量の2% |
・ キムチベース | 適量(※) |
★ 筍のキムチ | |
・ 筍 | 小1本(水煮) |
・ 醤油 | 大さじ1 |
・ キムチベース | 適量(※) |
★ かぶのキムチ | |
・ かぶ | 4個 |
・ 塩 | かぶの重量の2% |
・ キムチベース | 適量(※) |
キャベツを食べやすい大きさに切り、塩をよくもみ込み、水気を絞る。キムチベースと混ぜ合わせる。塩分が足りなければ塩(分量外)で味を調える。
筍1本は厚さ5mmに切り、醤油と和える。キムチベースと混ぜ合わせる。
かぶ4個は、茎の部分を3cmほど残して皮をむき、8等分に切る。塩でよくもみ、水気をきる。キムチベースと混ぜ合わせる。
会社員を経て、京都の大徳寺塔頭(たっちゅう)にて1年間生活。フランスに料理留学後、発酵研究家、料理家の活動を開始。雑誌や書籍、料理教室、講演など多方面で活躍。近著に『真藤舞衣子の まいにちおいしい! 豆腐と油揚げ』(高橋書店)がある。
この記事は『四季dancyu 2024 春』に掲載したものです。
文:柿本礼子 写真:山田薫