
コチュジャンがあれば、キムチも簡単!キムチベースにいかや魚醤、りんごなどを入れても美味ですが、今回は植物由来の材料のみで。甘麹からつくったコチュジャンには旨味や甘味がしっかり入っているので、最小限の材料でもおいしくつくれます。体がホッとする発酵食品を取り入れたレシピを、料理研究家の真藤舞衣子さんに教えてもらいました。
コチュジャンに生姜やにんにく、にらなどの薬味を加えると、キムチを漬けるための漬け床(キムチベース)がつくれます。昆布やにんじんも入り、このままつまんでもおいしい一品!
漬け床だけでなく、炒め物や鍋の調味にも使えます。
コチュジャン | 100g(※) |
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生姜 | 1片分(せん切り) |
にんにく | 1片分(すりおろす) |
にんじん | 1/2本分(せん切り) |
にら | 1/2束分(長さ5cmに切る) |
刻み昆布 | 10g |
ボウルにすべての材料を合わせ、ビニール手袋をつけた手でもみ込む。
野菜がしんなりするまで混ぜ合わせる。
会社員を経て、京都の大徳寺塔頭(たっちゅう)にて1年間生活。フランスに料理留学後、発酵研究家、料理家の活動を開始。雑誌や書籍、料理教室、講演など多方面で活躍。近著に『真藤舞衣子の まいにちおいしい! 豆腐と油揚げ』(高橋書店)がある。
この記事は『四季dancyu 2024 春』に掲載したものです。
文:柿本礼子 写真:山田薫