
料理家の先輩きじまりゅうたさんと、後輩吉田愛さん。同じお題で、それぞれが自慢のつまみをつくってもらいました!5品目はきじまさんの「くせっ毛白髪ねぎチャーシュー」。ピリ辛味で、ビールや紹興酒などと相性抜群!
【きじま】「くせっ毛白髪ねぎチャーシュー」はラーメン店で覚えた味。ねぎの繊維を断ち切るように斜めに切るとクルクルと丸まって食べやすく、かつシャキシャキ感も楽しめる。豆板醤は味変用。なければラー油でも。
長ねぎ | 1本分(白い部分) |
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チャーシュー | 50g |
胡麻油 | 小さじ2 |
A | |
・ 塩 | 小さじ1/4 |
・ 粗挽き黒胡椒 | 少々 |
豆板醤 | 適量 |
ねぎは縦に一本切り目を入れて芯を除く。外側の白い部分のみ長さ5cm、幅5mmの斜め切りにする。ぬるま湯でもみ洗いをし、ぬめりが取れたら冷水にさらし、水気をきる。
チャーシューは、幅5mmの細切りにする。
ねぎをボウルに入れて胡麻油をからめ、Aと②も加えて和える。器に盛り、豆板醤を添える。
祖母も母も料理研究家という家庭で生まれ育ち、自身も同じ道へ。左党の血もしっかり受け継いでいる。家飲みはもちろん、気のおけない仲間との外飲みも大好き。つまみ系著書に『毎日絶品!「サバ缶」おつまみ』(青春出版社)などがある。
料理家のアシスタントや和食店での修業を経て、料理家として独立。佳肴がありそうな居酒屋を発見すると、一人でも果敢に暖簾をくぐる行動派。大の日本酒党で唎酒師の資格を持つ。つまみ系著書に『温故知新和食つまみ』(成美堂出版)。
この記事は『四季dancyu 2023 冬』に掲載したものです。
文:佐々木香織 写真:伊藤徹也