きじまりゅうたさん&吉田愛さんのおつまみレシピ
【これぞ万能!酒のアテ】生野菜ディップも楽しめる「厚揚げのねぎ味噌焼き」

【これぞ万能!酒のアテ】生野菜ディップも楽しめる「厚揚げのねぎ味噌焼き」

料理家の先輩きじまりゅうたさんと、後輩吉田愛さん。同じお題で、それぞれが自慢のつまみをつくってもらいました!7品目は吉田さんの「厚揚げのねぎ味噌焼き」。ちびちびやるのに最高です。

お題その3「長ねぎで飲む。」

【吉田】「厚揚げのねぎ味噌焼き」ですが、実はねぎ味噌だけで飲めます(笑)。ねぎを炒めて風味を出し、甘辛く味つけしたねぎ味噌は、生野菜のディップにもなります。

“厚揚げのねぎ味噌焼き”のつくり方

材料材料 (2人分。ねぎ味噌はつくりやすい分量)

長ねぎ1本分(小口切り)
A
・ 味噌大さじ2
・ みりん大さじ2
・ 砂糖小さじ1/2
・ 醤油小さじ1/2
胡麻油大さじ1
厚揚げ1枚

1ねぎ味噌をつくる

Aはよく混ぜる。フライパンに胡麻油を中火で熱し、ねぎを2~3分炒め、しんなりしたらAを加えて汁気がなくなるまで煮からめる。

2トースターで焼く

厚揚げは食べやすく切ってアルミホイルにのせ、表面に①を大さじ2ほど塗る。オーブントースターで味噌に焼き色がつくまで7分ほど焼く。

完成

教える人

きじまりゅうた 料理研究家

きじまりゅうた 料理研究家

祖母も母も料理研究家という家庭で生まれ育ち、自身も同じ道へ。左党の血もしっかり受け継いでいる。家飲みはもちろん、気のおけない仲間との外飲みも大好き。つまみ系著書に『毎日絶品!「サバ缶」おつまみ』(青春出版社)などがある。

吉田 愛 料理研究家

吉田 愛 料理研究家

料理家のアシスタントや和食店での修業を経て、料理家として独立。佳肴がありそうな居酒屋を発見すると、一人でも果敢に暖簾をくぐる行動派。大の日本酒党で唎酒師の資格を持つ。つまみ系著書に『温故知新和食つまみ』(成美堂出版)。

この記事は『四季dancyu 2023 冬』に掲載したものです。

四季dancyu 2023 冬
四季dancyu 2023 冬
A4変型判(120頁)
ISBN:9784833482431
2023年12月13日発売/1,200円(税込)

文:佐々木香織 写真:伊藤徹也

佐々木 香織

佐々木 香織 (ライター)

福島出身の父と宮城出身の母から生まれ、東北の血が流れる初老の編集ライター。墨田区在住。食べることと飲むことが好き。お酒は何でも飲むが、とくに日本酒と焼酎ラヴァー。おもな仕事は新聞やウェブでの連載、雑誌や書籍の編集・取材・執筆。テーマは食べもの、お酒、着物など。