
切り方で食感が変わるれんこんの特性を生かして胃に優しく、体を芯から温める鍋に。胡麻油の香りが効いています。余ったら皿うどんにかけるとおいしいですよ。料理研究家の中川たまさんに、日常ごはんを教えてもらいました。
れんこん | 小1節分(皮をむいてすりおろす) |
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豚バラ肉 | 100g(しゃぶしゃぶ用) |
乾燥きくらげ | 5g(ぬるま湯で戻し、食べやすい大きさに切る) |
緑豆春雨 | 40g |
昆布 | 8cm角1枚 |
生姜 | 1片分(せん切り) |
胡麻油 | 大さじ1 |
塩 | 小さじ1 |
胡椒 | 適宜 |
ラー油 | 適宜(好みで) |
昆布は水1Lに、半日ほどつけておく
鍋に生姜と胡麻油を入れて弱火にかけ、香りが出てきたら、①の昆布だしときくらげ、春雨、塩を加えて中火にする。
沸いたられんこんを加えて混ぜ合わせ、とろみがついたら豚肉を加え、火を通しながらいただく。好みで胡椒や、ラー油をかけても美味。
兵庫県生まれ。アパレル企業やケータリングユニット「にぎにぎ」を経て、2008年に独立。神奈川県・逗子市で夫・娘と3人暮らし。季節の野菜や果物を大切にしたレシピを、雑誌や書籍などで提案している。センスのいいスタイリングも人気。
この記事は『四季dancyu 2023 冬』に掲載したものです。
文:藤井志織 写真:宮濱祐美子