中川たまさんの日常ごはん
【胃にやさしい】「すりおろしれんこんと豚肉の鍋」で体の芯まで温まる!皿うどんにしても美味!

【胃にやさしい】「すりおろしれんこんと豚肉の鍋」で体の芯まで温まる!皿うどんにしても美味!

切り方で食感が変わるれんこんの特性を生かして胃に優しく、体を芯から温める鍋に。胡麻油の香りが効いています。余ったら皿うどんにかけるとおいしいですよ。料理研究家の中川たまさんに、日常ごはんを教えてもらいました。

“すりおろしれんこんと豚肉の鍋”のつくり方

材料材料 (2人分)

れんこん小1節分(皮をむいてすりおろす)
豚バラ肉100g(しゃぶしゃぶ用)
乾燥きくらげ5g(ぬるま湯で戻し、食べやすい大きさに切る)
緑豆春雨40g
昆布8cm角1枚
生姜1片分(せん切り)
胡麻油大さじ1
小さじ1
胡椒適宜
ラー油適宜(好みで)

1昆布を水につける

昆布は水1Lに、半日ほどつけておく

2具材を炒める

鍋に生姜と胡麻油を入れて弱火にかけ、香りが出てきたら、①の昆布だしときくらげ、春雨、塩を加えて中火にする。

3仕上げ

沸いたられんこんを加えて混ぜ合わせ、とろみがついたら豚肉を加え、火を通しながらいただく。好みで胡椒や、ラー油をかけても美味。

完成
皿うどん
鍋料理は食材が柔らかい食感になるので、飽きてしまいがち。そんなときは、余りを皿うどんにかけて。バリバリとした食感がアクセントとなって、満腹でも食べられてしまうはず。

教える人

中川たま 料理研究家

中川たま 料理研究家

兵庫県生まれ。アパレル企業やケータリングユニット「にぎにぎ」を経て、2008年に独立。神奈川県・逗子市で夫・娘と3人暮らし。季節の野菜や果物を大切にしたレシピを、雑誌や書籍などで提案している。センスのいいスタイリングも人気。

この記事は『四季dancyu 2023 冬』に掲載したものです。

四季dancyu 2023 冬
四季dancyu 2023 冬
A4変型判(120頁)
ISBN:9784833482431
2023年12月13日発売/1,200円(税込)

文:藤井志織 写真:宮濱祐美子

藤井 志織

藤井 志織 (編集・ライター)

フリーランスで、主に雑誌や書籍、WEB、企業の販促物などで編集や取材、執筆を行うほか、イベントの企画やディレクションを行うことも。担当した書籍に、草場妙子著『TODAY’S MAKE BOOK 今日のメイクは?』、石井佳苗著『DAILY LIFE』、重信初江著『昔ながらのおかず』、オカズデザイン著『マリネ』、nestRobe著『SLOW MADEな服づくり』、小堀紀代美著『LIKE LIKE KITCHENの旅する味』、ウー・ウェン著『100gで作る北京小麦粉料理』などがある。