
にんにく入りのヨーグルトソースをポーチドエッグにたっぷりとかければ、唸るほどの美味が楽しめます。体がホッとする発酵食品を取り入れたレシピを、料理研究家の真藤舞衣子さんに教えてもらいました。
| ★ フラットブレッド | |
|---|---|
| ・ 強力粉 | 100g |
| ・ ドライイースト | 2g |
| ・ 砂糖 | 5g |
| ・ 塩 | 3g |
| ・ ぬるま湯 | 50〜60ml(35℃くらい) |
| ・ オリーブオイル | 小さじ1 |
| ★ ターキッシュエッグ | |
| ・ ヨーグルト | 200g |
| ・ にんにく | 1片分(すりおろす) |
| ・ 塩 | 小さじ1/2 |
| ・ ディル | 適量 |
| ・ 胡椒 | 適量 |
| ・ ポーチドエッグ | |
| ├ 卵 | 1個 |
| └ 酢 | 小さじ1 |
強力粉、ドライイースト、砂糖、塩を合わせてふるっておく。
ボウルにとぬるま湯とオリーブオイルを入れてゴムベラなどで生地をまんべんなく混ぜ合わせる。まとまったら表面がなめらかになるまで手で10分ほどこねる(フードプロセッサーでも可)。
②に濡れたふきんをかけ、室温で2倍の大きさになるまで置く。
生地を取り出しガス抜きをしたら2等分にし、丸めてベンチタイムで10分間置いたら5mmほどの厚さに丸くのばす。
中火で温めたフライパンに生地を入れる。弱火で生地がぷくんと膨らみ焦げ目がつくまで両面焼く。
ヨーグルトは一晩水きりをし、にんにくと塩を混ぜ合わせる。
沸かした湯に酢を入れ、容器に割り入れた卵をそっと入れ、弱火で2分程度ゆでて白身を固める。
皿にフラットブレッド、ポーチドエッグをのせて、⑥をかけたらディルを散らし、胡椒をふる。


会社員を経て、京都の大徳寺塔頭(たっちゅう)にて1年間生活。フランスに料理留学後、発酵研究家、料理家の活動を開始。雑誌や書籍、料理教室、講演など多方面で活躍。近著に『真藤舞衣子の まいにちおいしい! 豆腐と油揚げ』(高橋書店)がある。
この記事は『四季dancyu 2023 冬』に掲載したものです。

文:柿本礼子 写真:山田薫