発酵ブイヨンは、野菜と米麹をミキサーにかけるだけでつくれます。コンソメキューブのようにお湯で溶かして簡単スープにしたり料理の下味に使える万能な一品です。体がホッとする発酵食品を取り入れたレシピを、料理研究家の真藤舞衣子さんに教えてもらいました。
米麹 | 200g |
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玉ねぎ | 200g |
にんじん | 50g |
セロリ | 40g |
マッシュルーム | 10g |
にんにく | 1/2片分(すりおろす) |
塩 | 60g |
玉ねぎ、にんじん、セロリ、マッシュルームを適当な大きさに切ってミキサーに入れ、にんにくを加えてミキサーにかける。
ボウルに米麹をほぐして入れたら、塩を加えて混ぜる。①に数回に分け入れて撹拌し、なめらかになるまで続ける。
容器に入れて蓋をし、常温で保存。1日に1回、蓋を開けてヘラなどで混ぜる。
1週間後、落ち着いた茶色になったら出来上がり。粒々が残っているときは、ミキサーにかけてなめらかなピューレ状にする。出来上がったら冷蔵庫で保存する。3ヶ月を目安に使い切る。
会社員を経て、京都の大徳寺塔頭(たっちゅう)にて1年間生活。フランスに料理留学後、発酵研究家、料理家の活動を開始。雑誌や書籍、料理教室、講演など多方面で活躍。近著に『真藤舞衣子の まいにちおいしい! 豆腐と油揚げ』(高橋書店)がある。
この記事は『四季dancyu 2023 冬』に掲載したものです。
文:柿本礼子 写真:山田薫