人気出張料理人の日常ごはん
生ハムの脂が溶け合う"しいたけのフリット"

生ハムの脂が溶け合う"しいたけのフリット"

肉厚の椎茸を見つけたらぜひつくってほしいレシピです。ガリッとした衣とジューシーな椎茸に生ハムの脂が溶け合うと、もう天国。おいしいバルサミコをかけるとさらによし。人気の出張料理人岸本恵理子さんに気どらないふだんの料理を教えてもらいました。

“しいたけのフリット”のつくり方

材料材料 (つくりやすい分量)

肉厚椎茸4個(石突きの端を切り落とす)
生ハム4枚(ラルドでもOK)
★ バッター液
・ 卵1個
・ 水50ml
・ 薄力粉40g
パン粉適量(細挽き)
揚げ油適量
粗挽き黒胡椒 少々
バルサミコ適宜(あれば/熟成タイプ)

1バッター液をつくる

ボウルにバッター液の材料を入れて混ぜる。

2パン粉をまぶす

椎茸にバッター液をからませ、パン粉をまぶす。ぎゅっと手で押さえて密着させる。

パン粉をまぶす

3揚げる

170℃の油に入れ、表面がカリッとなったら網にあげる。

4仕上げ

熱々のうちに生ハムをのせ、あれば熟成タイプのバルサミコをかけ、胡椒をふる。

完成

教える人

岸本恵理子

岸本恵理子

イタリアの伝統料理を軸に出張料理人として活動。個人宅や各地イベントでの料理のほか、雑誌へのレシピ提供や映画の料理制作など、食に関わる仕事全般を手がけている。厳選した材料でつくるフォンダンショコラなどの菓子も人気。自然派ワインにも精通している。

この記事は『四季dancyu 2023 秋』に掲載したものです。

四季dancyu2023 秋
四季dancyu2023 秋
A4変型判(120頁)
2023年9月13日発売/1,200円(税込み)

文:藤井志織 写真:宮濱祐美子

藤井 志織

藤井 志織 (編集・ライター)

フリーランスで、主に雑誌や書籍、WEB、企業の販促物などで編集や取材、執筆を行うほか、イベントの企画やディレクションを行うことも。担当した書籍に、草場妙子著『TODAY’S MAKE BOOK 今日のメイクは?』、石井佳苗著『DAILY LIFE』、重信初江著『昔ながらのおかず』、オカズデザイン著『マリネ』、nestRobe著『SLOW MADEな服づくり』、小堀紀代美著『LIKE LIKE KITCHENの旅する味』、ウー・ウェン著『100gで作る北京小麦粉料理』などがある。