肉厚の椎茸を見つけたらぜひつくってほしいレシピです。ガリッとした衣とジューシーな椎茸に生ハムの脂が溶け合うと、もう天国。おいしいバルサミコをかけるとさらによし。人気の出張料理人岸本恵理子さんに気どらないふだんの料理を教えてもらいました。
肉厚椎茸 | 4個(石突きの端を切り落とす) |
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生ハム | 4枚(ラルドでもOK) |
★ バッター液 | |
・ 卵 | 1個 |
・ 水 | 50ml |
・ 薄力粉 | 40g |
パン粉 | 適量(細挽き) |
揚げ油 | 適量 |
粗挽き黒胡椒 | 少々 |
バルサミコ | 適宜(あれば/熟成タイプ) |
ボウルにバッター液の材料を入れて混ぜる。
椎茸にバッター液をからませ、パン粉をまぶす。ぎゅっと手で押さえて密着させる。
170℃の油に入れ、表面がカリッとなったら網にあげる。
熱々のうちに生ハムをのせ、あれば熟成タイプのバルサミコをかけ、胡椒をふる。
イタリアの伝統料理を軸に出張料理人として活動。個人宅や各地イベントでの料理のほか、雑誌へのレシピ提供や映画の料理制作など、食に関わる仕事全般を手がけている。厳選した材料でつくるフォンダンショコラなどの菓子も人気。自然派ワインにも精通している。
この記事は『四季dancyu 2023 秋』に掲載したものです。
文:藤井志織 写真:宮濱祐美子