ワインと日本酒に合うおつまみレシピ
じっくりと晩酌を楽しむ肉つまみ"レアステーキのタルタル"

じっくりと晩酌を楽しむ肉つまみ"レアステーキのタルタル"

焼いたステーキを刻んでタルタルにします。赤ワインをゆっくりと味わえます。「飲み友」の料理研究家、上田淳子さんとしらいのりこさんに秋の晩酌がテーマの自慢のつまみを披露し合ってもらいました。

“レアステーキのタルタル”のつくり方

材料材料 (2人分)

牛赤身肉150~200g(ステーキ用)
玉ねぎ大さじ2(細かいみじん切り)
少々
胡椒少々
A
・ コルニッション大さじ2(※ みじん切り)
・ ケッパー大さじ1(みじん切り)
・ パセリ大さじ1(みじん切り)
オリーブオイル小さじ1
マスタード大さじ1/2
卵黄1/2個分(お好みで)
カイエンペッパー少々(または一味唐辛子)
(仕上げ用)
粗挽き黒胡椒適量
オリーブオイル適量

※小さいきゅうりのピクルス

1牛肉を焼く

牛肉は塩、胡椒をふる。フライパンを強めの中火で熱し、肉をレアに焼き上げる。バットに取り出し、冷めたら冷蔵庫で冷やす。

2玉ねぎを水にさらす

玉ねぎは水に10分ほどさらして水気をきり、キッチンペーパーで包んでしっかり水気を絞る。

3肉をミンチにする

①の肉を薄切りにしてから細切りにし、小口から刻んでミンチにする。さらに包丁でたたいて細かくする。

4仕上げ

ボウルに②、Aを入れてしっかり混ぜ、③の肉も加えてさっくり和える。味をみて足りなければ塩(分量外)で調える。器に平らに盛り、黒胡椒をふってオリーブオイルをかける。

完成

教える人

上田淳子 料理研究家

上田淳子 料理研究家

スイスのホテルやフランスのレストランなどで修業した経験を持ち、ワインにも精通。自宅のバックヤードには秘蔵酒がごっそり隠れている。『フランス仕込みのシャルキュトリー』(河出書房新社)などワイン党の心をくすぐる著書多数。

ごはん同盟(しらいのりこ) 料理研究家

ごはん同盟(しらいのりこ) 料理研究家

調理担当のしらいのりこと企画・酒担当のシライジュンイチ夫婦による、炊飯系フードユニット。ご飯も日本酒も米が原料。どちらも等しく愛している。近著に『ごきげんな晩酌 家飲みが楽しくなる日本酒のおつまみ65』(山と渓谷社)。

この記事は四季dancyu 2023 秋に掲載したものです。

四季dancyu2023夏
四季dancyu2023秋
A4変型判(120頁)
2023年9月13日発売/1,200円(税込)

文:佐々木香織 写真:伊藤徹也

佐々木 香織

佐々木 香織 (ライター)

福島出身の父と宮城出身の母から生まれ、東北の血が流れる初老の編集ライター。墨田区在住。食べることと飲むことが好き。お酒は何でも飲むが、とくに日本酒と焼酎ラヴァー。おもな仕事は新聞やウェブでの連載、雑誌や書籍の編集・取材・執筆。テーマは食べもの、お酒、着物など。