ワインと日本酒に合うおつまみレシピ
日本酒がクイクイ進んでしまう"中華風温豆腐"

日本酒がクイクイ進んでしまう"中華風温豆腐"

ザーサイの塩気と仕上げにかける胡麻油のコクと風味が、豆腐をパンチのある酒のアテに変身させる一品です。「飲み友」の料理研究家、上田淳子さんとしらいのりこさんに秋の晩酌がテーマの自慢のつまみを披露し合ってもらいました。

“中華風温豆腐”のつくり方

材料材料 (2人分)

絹ごし豆腐1/2丁
えのき茸1/2袋(50g)
味つきザーサイ20g
A
・ 顆粒鶏ガラスープの素小さじ1
・ 醤油小さじ1
・ 片栗粉小さじ1/2
小ねぎ大さじ1(小口切り)
胡麻油小さじ1

1下ごしらえ

豆腐はさっと水気をきる。えのき茸は長さ3cmに切る。ザーサイは刻む。

2レンジで加熱する

耐熱容器にAとえのき茸、ザーサイ、水1/2カップを入れてひと混ぜし、豆腐を入れる。ラップをせずに電子レンジ(600W)で4分加熱して取り出す。小ねぎと胡麻油をかける。

完成

教える人

上田淳子 料理研究家

上田淳子 料理研究家

スイスのホテルやフランスのレストランなどで修業した経験を持ち、ワインにも精通。自宅のバックヤードには秘蔵酒がごっそり隠れている。『フランス仕込みのシャルキュトリー』(河出書房新社)などワイン党の心をくすぐる著書多数。

ごはん同盟(しらいのりこ) 料理研究家

ごはん同盟(しらいのりこ) 料理研究家

調理担当のしらいのりこと企画・酒担当のシライジュンイチ夫婦による、炊飯系フードユニット。ご飯も日本酒も米が原料。どちらも等しく愛している。近著に『ごきげんな晩酌 家飲みが楽しくなる日本酒のおつまみ65』(山と渓谷社)。

この記事は四季dancyu 2023 秋に掲載したものです。

四季dancyu2023夏
四季dancyu2023秋
A4変型判(120頁)
2023年9月13日発売/1,200円(税込)

文:佐々木香織 写真:伊藤徹也

佐々木 香織

佐々木 香織 (ライター)

福島出身の父と宮城出身の母から生まれ、東北の血が流れる初老の編集ライター。墨田区在住。食べることと飲むことが好き。お酒は何でも飲むが、とくに日本酒と焼酎ラヴァー。おもな仕事は新聞やウェブでの連載、雑誌や書籍の編集・取材・執筆。テーマは食べもの、お酒、着物など。