塩豚にして低温でじっくり焼いたバラ肉は、脂を内包して旨味たっぷり!オーブンから出した後にフライパンで表面を香ばしく焼けば、絶品つまみの完成です。部位ごとの美味しいローストポークのつくり方を、料理研究家の上田淳子さんに教えてもらいました。
脂がじんわりしみ出てくるまで低温で焼くことで、しっとりジューシーに!仕上げにこんがり焼き色をつけて香ばしさを加えます。
豚バラ肉 | 700g(かたまり) |
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砂糖 | 小さじ2 |
粗塩 | 小さじ2 |
肉に砂糖をすり込んだ後、さらに塩をすり込んでバットに入れ、ラップをかけて冷蔵庫に1日おく。
冷蔵庫から出し、30分~1時間ほどおいて室温にもどす(季節によって前後あり)。
オーブンを200℃に温めておく。天板にオーブンぺーパーを敷き、しみ出た水分を拭いた②をのせる。
オーブンに入れて5分焼いた後、温度を150℃に下げ、40~50分を目安に焼き上げる。金串を刺してみて、熱かったらOK(中心温度が63℃になればOK)。
オーブンから取り出し、アルミホイルに包んで30分ほどおく。
フライパンを強めの中火にかけて十分に熱し、水気を拭いた⑤を入れ、上下にまんべんなく焼き色をつけて完成。
兵庫県出身。ヨーロッパでの料理修業中は星つきレストランだけでなく、シャルキュトリーなどでも修業を積み、肉料理には定評がある。フレンチベースの家庭料理、日々のごはん、子供の食育まで広い分野で活躍。著書多数。
※この記事の内容は、『技あり!dancyu豚肉料理』に掲載したものです。
文:瀬川 慧 撮影:馬場敬子