ゆでた帆立ならではの甘味を、トマトと梅干しの酸味がキュッと引き立てます。「飲み友」の料理研究家、上田淳子さんとしらいのりこさんに夏の晩酌がテーマの自慢のつまみを披露し合ってもらいました。
帆立貝柱 | 150g(刺身) |
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トマト | 小1個(100g) |
A | |
・ 梅干し | 1個(塩分15%のもの/種を取る) |
・ 米油 | 大さじ1 |
・ 生姜 | 小さじ1(すりおろす) |
塩 | 少々 |
青じそ | 1枚 |
帆立は熱湯でさっとゆで、冷水にとってザルにあげ、4等分に切る。
トマトは半分に切ってヘタと種を取り、1cm角に切る。
Aをよく混ぜて①、②を和え、塩で味を調える。器に盛り、青じそをちぎって散らす。
スイスのホテルやフランスのレストランなどで修業した経験を持ち、ワインにも精通。自宅のバックヤードには秘蔵酒がごっそり隠れている。『フランス仕込みのシャルキュトリー』(河出書房新社)などワイン党の心をくすぐる著書多数。
調理担当のしらいのりこと企画・酒担当のシライジュンイチ夫婦による、炊飯系フードユニット。ご飯も日本酒も米が原料。どちらも等しく愛している。近著に『ごきげんな晩酌 家飲みが楽しくなる日本酒のおつまみ65』(山と渓谷社)。
この記事は四季dancyu 2023 夏に掲載したものです。
文:佐々木香織 写真:伊藤徹也