夏野菜を楽しむ、おうち中華
ナムプラー香るエスニックな"そぼろ目玉焼きご飯"

ナムプラー香るエスニックな"そぼろ目玉焼きご飯"

思い立ったらすぐにつくれるのが魅力。仕上げに胡椒をガリガリ挽くと味が締まります。夏野菜の味と色を楽しむメニューを中華料理を得意とする料理家の今井亮さんに教えてもらいました。

“そぼろ目玉焼きご飯”のつくり方

鶏挽き肉を生姜、にんにくとともに炒めた、ナムプラー味のあっさり系そぼろ。
赤玉ねぎを加えてフレッシュな食感をプラスするのが、おいしさのポイント。
ご飯にのせたり、麺と和えたりと、夏の日のランチに重宝します。

材料材料 (つくりやすい分量)

★ エスニックそぼろ
・ 鶏もも挽き肉250g
・ 油大さじ1
・ にんにく2片分(みじん切り)
・ 生姜2片分(みじん切り)
・ ナムプラー大さじ2
・ 酒大さじ1
・ 砂糖小さじ1
・ 胡麻油小さじ1
・ 赤玉ねぎ1/2個分(薄切り)
★ そぼろ目玉焼きご飯
・ エスニックそぼろ適量
・ ご飯適量
・ 卵1個
・ 油大さじ1/2
・ 粗挽き黒胡椒適量

1挽き肉を炒める

フライパンに油を中火で熱し、にんにく、生姜を炒め、香りが立ったら挽き肉を加えてほぐしながら炒める。ポロポロになったら、ナムプラー、酒、砂糖、胡麻油を加え、汁気が少なくなるまで炒める。

挽き肉を炒める

2玉ねぎを加える

玉ねぎを加え、ざっと炒め合わせる。玉ねぎのシャキッとした食感が残る程度。

玉ねぎを加える

3卵を焼く

フライパンに油を熱して卵を割り入れ、好みの焼き加減に焼く。

4仕上げ

器にご飯とエスニックそぼろを盛り、目玉焼きをのせて胡椒をふる。

完成

教える人

今井亮 料理家

今井亮 料理家

中国料理を得意とする料理家。京都市内の老舗中華料理店で修業を積み、東京へ。フードコーディネーター学校を卒業後、料理家のアシスタントなどを経て独立。プロの技を効かせながら家庭でつくれる中華のレシピが好評。少人数制の料理教室「亮飯店」も人気。
Instagram @ryo.imai1931

この記事は四季dancyu 2023 夏に掲載したものです。

四季dancyu2023夏
四季dancyu2023夏
A4変型判(120頁)
2023年6月12日発売/1200円(税込)

文:松原京子 写真:木村拓

松原 京子

松原 京子 (フードエディター&ライター)

食をメインとした雑誌や料理の書籍などで企画・編集・執筆を手がける。この業界に入って早うん十年、やれ試食だ試作だ、新しい店ができたんだって、この店の味は残さなきゃ、と外食を続けているうちに体重が増え続け、20代の頃の倍の重さに!(本当に倍の数字です)。一口じゃおいしさなんてわからない、全部食べてこそ真意がわかると思っている。家では真っ当な調味料と安全な食材でつくるシンプルな料理を心がける。