たっぷりのなすとオクラを堪能する"夏の麻婆なす"

“夏の麻婆なす”のつくり方

夏のなすは丸々と太ってみずみずしく、皮の色が濃くてハリとツヤがあり、揚げるとさらに色鮮やか。ここではオクラとみょうがを取り合わせ、夏バージョンの麻婆なすをつくります。
なすは縞目に皮をむくと短時間で火が通るので、油っこくなりません。仕上がり際に強火で焼きつけるようにすると、油のキレがよくなります。

1下ごしらえ

なすはヘタを落とし、ピーラーで皮を縞目にむき、一口大の乱切りにする。オクラはガクの固い部分をむき、斜め半分に切る。みょうがは縦薄切りにする。合わせ調味料の材料は混ぜておく。

2なすを揚げる

中華鍋に揚げ油を中火で熱し、なすを入れて3分ほど揚げ、色づいたら取り出して網にのせて油をきる。揚げ油はあける。

3挽き肉を炒める

②の中華鍋に油を熱して挽き肉を入れ、中火で3〜4分、挽き肉がポロポロになって脂が出てくるまでよく炒める。

4豆板醤を炒める

にんにく、甜麺醤、豆板醤を加えて弱火で炒め、香りが立つまで1分ほど炒める。

5合わせ調味料を加える

中火にし、①の合わせ調味料を加えて煮立て、揚げたなす、オクラを加えてさっと煮る。

6水溶き片栗粉を加える

水溶き片栗粉を回し入れて混ぜ、とろみをつける。

7仕上げ

ねぎ、ラー油を加え、30秒ほど強火で焼きつけてひと混ぜする。火を止めて器に盛り、みょうがをのせる。

この記事は四季dancyu 2023 夏に掲載したものです。