パンと楽しむフレーバーバター
魚介料理に寄り添う"ケイパーバター"

魚介料理に寄り添う"ケイパーバター"

魚介と相性のいいケイパーは塩味を抜きすぎずに使うのがコツです。魚をソテーするときのバターにぴったりです!出来たてならではの風味が楽しめるフレーバーバターのつくり方を、料理家の平野由希子さんに教えてもらいました。

“ケイパーバター”のつくり方

材料材料 (つくりやすい分量)

バター100g(食塩不使用)
塩漬けケイパー大さじ1と1/2
胡椒少々

1バターをカットする

バターは小さめに切ってボウルに入れ、室温にもどす。

2ケイパーを水洗いする

塩漬けケイパーは水洗いをして粗く刻む。塩分が強ければ、10〜20分ほど水につけて塩抜きする(塩を抜きすぎるとぼやけた味になるので、料理に使うときよりも塩分はやや強めで)。

3バターと混ぜる

①に②、胡椒を加えて混ぜる。

4冷やし固める

容器に入れて冷蔵庫で冷やし固める。

完成

教える人

平野由希子

平野由希子 料理家

日本ソムリエ協会認定ソムリエ。フレンチをベースに幅広いジャンルの料理を手がける。自称「レモンサワーラバー」で、ワインだけにとどまらずお酒をこよなく愛す。おいしく飲むためにおつまみは必須で、メニューを考えているだけで楽しくて時間も忘れてしまうとか。そのシンプルかつキレのよい味わいは多くの酒飲みをうならせる。書籍、雑誌、広告のレシピ制作や飲食店のプロデュースなどで活躍中。著書も多数。

この記事は『技あり!dancyu パン』に掲載したものです。

技あり!dancyu パン
技あり!dancyu パン
A4変型判(104頁)
ISBN:9784833480192
2021年4月30日発売/880円(税込)

文:瀬川慧 写真:公文美和

瀬川 慧

瀬川 慧 (ライター)

得意分野は料理、ワイン、食文化、旅、歴史など。単行本の企画、編集、執筆に『日本料理 銀座小十』(世界文化社)、『野﨑洋光の野菜料理帳』『里山に生きる「土樂」の食と暮らし』『懐石小室に教わる 一生ものの和のおかず』(家の光協会)、『和食神髄 小室光博』、『「すし」神髄 杉田孝明』(プレジデント社)などがある。