きじまりゅうたさんの偏愛食材レシピ
軽やかな食べごこちの"豚肉の味噌炒め レタス包み"

軽やかな食べごこちの"豚肉の味噌炒め レタス包み"

甘辛く味つけした豚バラ肉をたっぷりの野菜で包んで食べます。野菜がたっぷり取れて、サラダ感覚で食べられるおかずです。料理研究家のきじまりゅうたさんに大好きな食材とそれを使ったレシピを教えてもらいました。

“豚肉の味噌炒め レタス包み”のつくり方

材料材料 (2人分)

豚バラ肉150g(しゃぶしゃぶ用)
きゅうり1本
長ねぎ10cm
サニーレタス適量
小さじ1/4
胡麻油小さじ1
A
・ 味噌大さじ1
・ みりん大さじ1
・ 水大さじ1

1野菜類をカットする

きゅうりは斜め薄切りにして幅5mmの細切りにし、塩でもんで水気を絞る。長ねぎは縦に切り目を入れ、内側の芯を取り除く。ねぎの外側はごく細いせん切りにして水にさらし、水気をきる。内側の芯は斜め薄切りにする。サニーレタスは大きめに切る。

2豚肉を湯がく

豚肉は長ければ7~8cmに切る。鍋に湯を沸かして火を止め、豚肉を入れてさっとほぐし、色が変わったらザルにあげる。

3炒める

フライパンに油と長ねぎの芯を入れて中火にかけ、香りが立ったら②の豚肉を加えてさっと炒め、Aも加えて炒め合わせる。

炒める
豚肉をゆでてから炒めるのは、バラ肉の余分な脂を落としたいから。このひと手間で、冷めても脂が白く固まらず、食べやすい。

4仕上げ

器に③を盛り、①を添える。レタスに肉、長ねぎ、きゅうりをのせ、巻いて食べる。

完成

教える人

きじまりゅうた

きじまりゅうた 料理研究家

祖母は村上昭子、母は杵島直美。多彩な家庭料理を肌で学びながら育つ。アパレルメーカー勤務を経て料理の道に。同世代のリアルな目線でつくるアイデアメニューが持ち味。趣味はサーフィンと音楽鑑賞。著書は『材料2つだけ! きじま流極旨レシピ』(ワン・パブリッシング)、『まいにち絶品!「サバ缶」おつまみ』(青春出版社)など多数。

この記事は『四季dancyu 2023 夏』に掲載したものです。

四季dancyu 2023 夏
四季dancyu 2023 夏

文:佐々木香織 写真:安彦幸枝

佐々木 香織

佐々木 香織 (ライター)

福島出身の父と宮城出身の母から生まれ、東北の血が流れる初老の編集ライター。墨田区在住。食べることと飲むことが好き。お酒は何でも飲むが、とくに日本酒と焼酎ラヴァー。おもな仕事は新聞やウェブでの連載、雑誌や書籍の編集・取材・執筆。テーマは食べもの、お酒、着物など。