じゃがいもは、ゆっくりじっくり揚げ焼きすると、ホクホク、カリカリに。きゅうりの塩水漬けを使ったさっぱり風味のタルタルで、ペロリと食べられます。体がホッとする発酵食品を取り入れたレシピを、料理研究家の真藤舞衣子さんに教えてもらいました。
じゃがいも | 3個 |
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揚げ油 | 適量 |
★ タルタルソース | |
・ きゅうりの塩水漬け | 1/3本(※) |
・ 玉ねぎ | 1/8個 |
・ ディル | 3本分 |
・ マヨネーズ | 大さじ1と1/2 |
※きゅうりの塩水漬けのつくり方はこちら
じゃがいもをラップで包み、電子レンジ(600W)で1個あたり1分半加熱する(3個の場合は4分程度)。芯まで串が刺さる程度になったら、ラ ップをはがして4等分など食べやすい大きさに切る。
きゅうりの塩水漬けと玉ねぎ、ディルをみじん切りにし、ボウルに入れる。
②にマヨネーズを加えてよく混ぜ、タルタルソースをつくる。
フライパンにたっぷりめ(1cm程度)の油を入れて火にかけ、温まったら弱火にし、じゃがいもを切り口から揚げ焼きする。
すべての面がきつね色になり、表面がカリッとなるまで、じっくり弱火で揚げていく。揚げ焼き時間は全体で10~15分間くらい。
フライパンから引き上げて皿に盛り、上からタルタルソースをかける。
会社員を経て、京都の大徳寺塔頭(たっちゅう)にて1年間生活。フランスに料理留学後、発酵研究家、料理家の活動を開始。雑誌や書籍、料理教室、講演など多方面で活躍。近著に『真藤舞衣子の まいにちおいしい! 豆腐と油揚げ』(高橋書店)がある。
この記事は四季dancyu 2023 夏に掲載したものです。
文:柿本礼子 写真:山田薫