やさしい食感と色合いの、かわいらしいおやつです。酸味はほとんど感じず、生地全体におだやかな柑橘の香りが漂います。フルーツ缶でつくるスイーツをお菓子研究家の本間節子さんに教えてもらいました。
ふんわりと軽い味わいなので、おやつにも、そして朝食にもお薦め。
みかん | 80g(缶詰/果肉) |
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卵 | 1個 |
砂糖 | 40g |
薄力粉 | 90g |
ベーキングパウダー | 小さじ1 |
バター | 15g(食塩不使用) |
サラダ油 | 15ml |
カップに紙のカップを敷き込む。ココットに薄くサラダ油(分量外)を塗って直接入れてつくっても。
みかんを手でつぶす。バターとサラダ油を小さいボウルに入れて湯煎で溶かし、冷めないようにしておく。
別のボウルに卵と砂糖を入れて混ぜる。ふんわりとするまで泡立てたら②を加え、その上に薄力粉とベーキングパウダーをふるい入れ、ゴムベラで均一になるまで混ぜて型に流し入れる。
蒸気の上がった蒸し器に入れ、強めの中火で10分、弱火にして8分蒸し、カップから取り出す。
自宅での少人数制のお菓子教室「atelier h」(アトリエ・エイチ)主宰。日本茶インストラクター。洋菓子店勤務、お菓子教室通いなどを経て独立。季節感と素材の味を大切にした、毎日食べても飽きない、普段使いのお菓子を提案。お菓子に合う飲み物、お茶にも造詣が深く、日本茶イベントや講習会などで幅広く活躍。
※この記事の内容は、「技あり!dancyu缶詰」に掲載したものです。
文:中村裕子 写真:鈴木泰介