マヨネーズは焼くと旨い!
ふんわりジューシーな食べ心地"豚ヒレ肉のマヨネーズ・ピカタ"

ふんわりジューシーな食べ心地"豚ヒレ肉のマヨネーズ・ピカタ"

ピカタの衣にマヨネーズを加えることで、衣がふんわり、豚ヒレはジューシーに焼き上がります。マヨネーズが大活躍する手間いらずのレシピを、料理研究家の大庭英子さんに教えて貰いました。

“豚ヒレ肉のマヨネーズ・ピカタ”のつくり方

ソースに加えたパセリが、ピカタの表情を豊かにしてくれます。香りも爽やか。このひと皿で、テーブルが華やかに。

材料材料 (2人分)

豚ヒレ肉180g
小麦粉少々
サラダ油少々
少々
胡椒少々
★ 卵マヨネーズソース
・ 卵2個
・ マヨネーズ大さじ2
パセリ大さじ2(みじん切り)
エンダイブ適量

1下ごしらえ

豚ヒレ肉は厚さ8mmに切り、両面に軽く塩、胡椒をふる。

2卵マヨネーズソースをつくる

ボウルに卵を割りほぐしてマヨネーズを加え、泡立て器で混ぜ、パセリも加えて混ぜる。

3小麦粉をまぶす

豚肉の水気をふいて小麦粉を薄くまぶし、余分な粉をはたき落として②に入れる。

4焼く

フライパンを弱めの中火に熱してサラダ油を薄くひき、豚肉を ③からソースと一緒にスプーンですくって間隔をあけて入れる。弱火にして2分ほど焼き、裏返して2分焼く。残りも同様に焼いて器に盛り、エンダイブを添える。

焼く
卵マヨネーズソースを豚肉にたっぷりからませるためには、スプーンが活躍!間隔をあけてフライパンに入れていきます。
完成

教える人

大庭英子 料理研究家

シンプルながら失敗なくつくれるレシピに定評がある料理研究家。特別な素材、調味料は使わず、余分な手間はそぎ落とした“引き算の料理”が身上。しみじみとおいしく、何度もつくりたくなる料理ばかりです。

この記事は『技あり!dancyu マヨネーズ』に掲載したものです。

技ありdancyu『マヨネーズ』
技あり!dancyu マヨネーズ
グラタン、ピカタ、マヨ鶏、マヨソテー、卵焼き、洋風茶碗蒸し、フリッター、海老マヨ、チキン南蛮、レタス巻きなどなど69品。マヨネーズの旨さを生かす傑作レシピに加えて、料理をおいしくするその機能性に着目した新発見レシピを集めました。
A4変型判(88頁)
ISBN:9784833476393
2017年10月28日発売/880円(税込)

文:中村裕子 写真:野口健志

中村 裕子

中村 裕子 (編集者)

沖縄県・石垣島在住。島ではカレー屋のおばちゃん(石垣島「中村屋」オーナー)、東京では料理本の編集者。二足の草鞋を履くこと、早8年。料理名を聞いたら誰もが味を思い浮かべられるような、定番の料理に魅力を感じ、「基本の料理」のページをつくり続けている。手がけた本やページのヘビーユーザーでもあり、友人とのホームパーティメニューには事欠かない。美味しくビールを飲むために、朝夕のウオーキング(犬の散歩)に力を入れている。