オーブントースターでつくる、手のかからない一品です。豆腐がたっぷり入ってるので、食感がふわふわ!料理研究家の瀬尾幸子さんに、旬の食材を使った簡単につくれて、でもしっかりと美味しい主菜レシピを教えてもらいました。
オーブントースター、活用できていますか。この豆腐つくねを焼くなら、断然トースターがお薦め。遠赤外線効果で、焼き鳥店の炭火焼きのように外側はこんがり、中はしっとり、ほわほわに焼き上げます。タイマーをセットしたら、あとはほったらかしでいいのもありがたいでしょ(笑)。天板の端っこにアスパラを並べて、すき間もむだなく活用を。夏ならししとう、秋は椎茸、冬はねぎを一緒に焼いてもいいですね。
木綿豆腐 | 1/2丁(150g) |
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鶏挽き肉 | 200g(もも肉がよい) |
長ねぎ | 20cm分(みじん切り) |
小麦粉 | 大さじ1 |
グリーンアスパラガス | 5本(中) |
塩 | ひとつまみ |
豆腐はキッチンペーパーにのせて10分置き、水きりをする。ボウルに豆腐を入れて細かくつぶし、挽き肉、ねぎ、小麦粉を加えて手でしっかり練る。アスパラは根元の固いところを切り落とし、長さ3cmに切る。
手にサラダ油適量(分量外)を塗り、①の肉だねを12等分にし、ソーセージ状に成形する。
オーブントースターの天板にオーブンペーパーを敷き、つくねとアスパラを並べ、20分ほど焼く。器に盛り、塩をふる。
料理研究家。日々のごはんづくりを助けてくれる、シンプルでわかりやすいレシピが持ち味。『ラクうまごはんのコツ』(新星出版社)、『みそ汁はおかずです』(Gakken)、『賢い冷蔵庫』(NHK出版)、『おつまみ横丁』(池田書店)など、ベストセラー多数。2022年8月よりYouTubeチャンネル「ラクうま瀬尾食堂」を開設。「見ればつくれる」料理を毎週金曜日に配信している。
この記事は四季dancyu 2023 春に掲載したものです。
文:佐々木香織 写真:ローラン麻奈