チーズがからんだ野菜の旨味と食感、米酢のまろやかな酸味が絶妙のバランスです。食文化研究家の北村光世さんに、パルミジャーノを使ったお惣菜レシピを教えてもらいました。
米酢300mlを入れた瓶に生のタラゴン3~4枝を加えて1ヶ月ほどおいたハーブ酢を使うと、なおおいしい。クレソンやルッコラ、トレビス、日本の野菜なら青じそやみょうがなど、辛味や独特の香りがあるものをちょっと加えると、味にメリハリが出る。
サラダ用葉物野菜 | 合わせて大4~5枚(サニーレタス、グリーンカールなど単品でも混ぜ合わせても可) |
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パルミジャーノ・レッジャーノ | 大さじ2(できればおろしたて) |
米酢 | 大さじ1 |
オリーブオイル | 大さじ2 |
塩 | 適量 |
胡椒 | 適宜 |
野菜は洗って軽く水をきる。水分が少し残っているほうが、パルミジャーノがからみやすい。
①をボウルに入れ、パルミジャーノを全体にふり入れ、軽く混ぜ合わせて、チーズを行き渡らせる。味をみて塩気が足りなければここで足す。
酢、オリーブオイルを回しかけ、全体を混ぜ合わせ、好みで胡椒をふって味をととのえる。
京都生まれ。アメリカ留学後、青山学院大学で長年教鞭をとる。30年以上にわたって地中海地域をはじめとする世界各国を旅し、あるいは生活しながら、風土ありきの食文化や料理を研究。また、イタリア・パルマの郊外に拠点をもち、イタリアと日本の文化交流にも力を注ぎ続けている。
※この記事の内容はプレジデントムック技あり!dancyu「チーズ」に掲載したものです。
文:遠藤綾子 写真:浜村多恵