とても手軽につくれる、味わいまろやか、香り高いパスタです。食文化研究家の北村光世さんに、パルミジャーノを使ったお惣菜レシピを教えてもらいました。
シンプルなソースにからめて食べるところ、食べ飽きないところなどが、どことなく素麺や蕎麦に似ている。ポイントはソースからつくること。ほんの少しなじませてからパスタと和えよう。
スパゲッティ | 320~350g |
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A | |
・ パルミジャーノ・レッジャーノ | 1カップ(できればおろしたて) |
・ にんにく | 1片分(軽くつぶす) |
・ オリーブオイル | 100ml |
塩 | 適量 |
胡椒 | 適量 |
ボウルに材料Aを入れ、よく混ぜ合わせソースをつくる。
深めの鍋に湯(分量外)を沸かし、塩(分量外)を多めに入れてスパゲッティを表示時間どおりにゆでてザルにあげる。
①のボウルに②のスパゲッティを入れ、手早く混ぜ、塩、胡椒で味をととのえて、にんにくを取り出す。
京都生まれ。アメリカ留学後、青山学院大学で長年教鞭をとる。30年以上にわたって地中海地域をはじめとする世界各国を旅し、あるいは生活しながら、風土ありきの食文化や料理を研究。また、イタリア・パルマの郊外に拠点をもち、イタリアと日本の文化交流にも力を注ぎ続けている。
※この記事の内容はプレジデントムック技あり!dancyu「チーズ」に掲載したものです。
文:遠藤綾子 写真:浜村多恵